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深澤side
今日付き合って、と翔太に言われて俺らはもちろん一緒にいつもの店に行く。翔太、色々吐き出さないとだろうから。
案の定、ハイペースで飲み進めてあっという間に酔った翔太。シラフじゃなくなってきてから、Aちゃんのことを話し始めた。
渡辺「共同開発終わってちょっとした頃に、偶然Aの母さんと会った。俺が合鍵でAの家に居たときに」
深澤「…そん時に?」
渡辺「そう。○○社とは頃合いを見定めてより親密にやっていくつもりだから、その時が来たら仲が良すぎるって勘違いされないように気をつけてって釘刺されてた」
向井「なんやそれ…Aちゃんに対してもしょっぴーに対してもひどない?」
康二の言うことはもちろんだけど、俺は翔太がそんな前から今日のような日が来ることを知っていたことに驚いてる。知ってて、あんなにそばにいたなんて。
渡辺「言ってることは全うだろ。俺もそう思うよ」
深澤「でも、Aちゃんそれで幸せにならないじゃん。翔太は幸せにしたいんでしょ、Aちゃんのこと」
渡辺「してぇよ、」
でも、
出来ない_____。
翔太はそうつぶやいてぼんやり窓の外を見ていた。
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紫乃 - コメント嬉しいです〜!ありがとうございます😊 (2022年3月14日 15時) (レス) id: a94f975bab (このIDを非表示/違反報告)
kmgapsy03(プロフ) - 更新楽しみにしてます!! (2022年3月6日 13時) (レス) @page30 id: 70d4c7f329 (このIDを非表示/違反報告)
紫乃 - ありがとうございます!頑張ります(^^) (2021年7月19日 23時) (レス) id: a94f975bab (このIDを非表示/違反報告)
ふ - 楽しく読ませて頂いてます♪更新頑張ってください☆ (2021年7月18日 19時) (レス) id: 3ae47a3069 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紫乃 | 作成日時:2021年7月9日 21時