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向井side
お酒を飲み勧めてたら、おつまみもお酒も少なくなって。俺とAちゃんが買い出しに行くことになった。
名前で呼んでって言われたからお互いそうしたんだけど、ちゃんと話すのは今日が初めてなのにすごく話しやすいねんな。仕事だともっとクールそうに見えてたけどそんなこともないし。優しくて綺麗で、しょっぴーが放っておけなくなるのがわかるような気がする。
向井「なあなあAちゃん、」
「んー?」
向井「小さい頃のしょっぴーってどんな子やったん?」
でもしょっぴーが隣におらんのなんて滅多にないから、これをチャンスに色々聞いてみよかなって。
「う〜んあんまり変わらないよ?そのまま身長伸びた感じ笑」
向井「そうなんや笑 でもなんか羨ましいなあ、大人になってもこんなに仲いい幼なじみがおるって」
「そう?
でも確かに、当たり前のことじゃないよね。…翔太には感謝しなきゃ」
向井「…Aちゃん?」
そしたらAちゃん、心なしか伏し目がちになって。それは、どんな気持ちからなんやろって、想像しても俺にはわからない世界なのかもしれへんと思ったり。
「ねえ康二くん、」
向井「ん?」
「翔太って、本当に彼女とか好きな人とかいないよね?」
向井「え?あ、」
「ああ!ごめん変なこと聞いて。なかったことにして」
向井「う、うん。わかった」
本当にいないよね?って聞いてきたってことは、きっとしょっぴーはAちゃんにおらんって伝えてるんだろう。でもAちゃんは、それを信じて良いのかわからない理由があるってこと?
しょっぴーの好きな人はAちゃんやって、教えたくなってしまう気持ちを俺はぐっと抑えた。
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紫乃 - コメント嬉しいです〜!ありがとうございます😊 (2022年3月14日 15時) (レス) id: a94f975bab (このIDを非表示/違反報告)
kmgapsy03(プロフ) - 更新楽しみにしてます!! (2022年3月6日 13時) (レス) @page30 id: 70d4c7f329 (このIDを非表示/違反報告)
紫乃 - ありがとうございます!頑張ります(^^) (2021年7月19日 23時) (レス) id: a94f975bab (このIDを非表示/違反報告)
ふ - 楽しく読ませて頂いてます♪更新頑張ってください☆ (2021年7月18日 19時) (レス) id: 3ae47a3069 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紫乃 | 作成日時:2021年7月9日 21時