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裏切り、それは最大の芸術 ページ18

「「く、黒の剣士!?」」









私、ルナは幼馴染みの和人が嫌いだった。









出会った当初は単なる友達だった筈なのに









「やっぱお前は裏切り者だったか!」









いつ道を外したのか、いつ彼に対する気持ちが変わったのかは自分でも分からない。“あの事件”をきっかけに彼に対する“ナニカ”が曖昧になり、大きくなったのだと自分に言い聞かせてる









そう、“あの事件”









10年前、私達は事故に遭った、そしてその事故で私の当時の彼氏は・・・・









ショックにより、私は当時の記憶が断片的にしか残っていない。彼が誰かに押され、彼は轢かれて死んだ









彼を庇おうとした私の目に映ったのは手を突きだした“和人”の姿だった









意識が覚醒した私が最初に見たのは彼の顔だった









殺したのは彼、頭ではそう理解してる筈なのに、何故か殺意は微塵と沸いてこなかった









「・・・・・・」









目の前に無言で佇む“黒の剣士”









確かに全くもって彼そのものだ、だが明らかに“それ”からは違和感を感じる









「貴方は誰?本当に黒の剣士?」









“それ”からは和人独特の覇気を感じ得ない、周りを圧倒し、それでもどこか温かみを感じる“それ”を感じないのだ









「貴方がどんな顔で誰の真似をしようと勝手だけどね・・・一言言わせてもらうよ。」









 鞘に右手を掛け、居合の要領で片手剣を抜き、“ウォーバル・ストライク”を打ち込む









「その大っ嫌いな顔で二度と現れないで!」









 エクストラスキル“居合い”によるダメージ増加と強烈なノックバックを対象に与える









「な!?」









「・・・・」









未だ沈黙を続ける黒の剣士が斬りかかってくる









「遅い!」









今の一手それは確信へと変わる









「いい加減その醜い仮面を剥いで貰いましょうか?」









こちらの話は聞こえなかったのか聞かなかったのか、相も変わらずの無言で距離を圧倒的速度で詰めてくる









「あまい!」









左上段の構えから繰り出されるスキルに対し、右下からの切り上げにより剣を弾く









しかし、あちらも怯まずもう一度こちらに迫ってくる









「はぁぁぁぁ!!!!」









刹那、目の前に“それ”は現れた

災禍の剣士→←英雄、ここに極めり



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蒼炎の覇者 - SHEI☆さん» コメントありがとうございます!いえいえ評価していただけるだけでもありがたいです!相変わらす更新はきまぐれですが最後まで応援していただけると幸いです!自分もキリトとシノン大好きです! (2017年12月30日 1時) (レス) id: ab10c74eb4 (このIDを非表示/違反報告)
SHEI☆ - 頑張ってくださいねー!シノンとキリト大好きなんですっ! (2017年12月29日 19時) (レス) id: 7a40cd812c (このIDを非表示/違反報告)
SHEI☆ - これからもファイトです!q(*・ω・*)pファイト! (2017年12月29日 19時) (レス) id: 7a40cd812c (このIDを非表示/違反報告)
SHEI☆ - とても面白いです!これからも頑張ってください!完結するまでずっと応援しています!ログインしていないので、お気に入り登録は出来ませんが........(^_^; 評価押しときます! (2017年12月29日 19時) (レス) id: 7a40cd812c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:蒼炎の覇者 | 作成日時:2017年6月24日 21時

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