【HQ】ネガティブマネ(青葉城西) ２

無理 ７７ ページ40

遠｢Aちゃんってことは..バレー部かーやっぱ及川徹目当てだよね｣




バレー部のマネにそんなイメージはやめて欲しい





『..むしろ及川先輩に興味無さすぎて入部した奴です』




遠｢まじで！？なんか嬉しい俺も及川徹嫌いでさ！！｣




私を仲間と見たのか先輩の悪口を言い始める




まあ女好きとかイケメンの悪用はその通りだと思う




でも




遠｢スポーツやってチヤホヤされるって分かってやってるよね〜目立つから主将になってたりさ｣




『違う』




遠｢えっ？｣




『及川さんは確かに試合にくる女の子に愛想ふりまいたりするけど、バレーに対しての気持ちは人1倍大きい 普段適当に見せるだけで影ですごい努力して周りが良く見えるから主将にもなってるし..及川さんのことなにも知らないくせにそんな事言わないで』





『ごめんなさい調子に乗りました私が先輩のこと語るなんて300回生まれ変わってもおこがましい...』





遠藤が黙ってしまって




キーンコーンカーンコーン




チャイムで皆が席についた




はあ、新しい自分スタートさせようとしたのにもう終わりだ






菅原先輩、私だめでした







────────

｢ねえ飯村さん一緒にご飯たべない？｣





そんな声が掛かったのは昼休みに入ってすぐだった




『あ、え いいの？』





｢もちろんこっちが誘ってるんだもん｣






クラスの女の子達と食べるご飯はいつもより美味しかった

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