【HQ】ネガティブマネ(青葉城西) ２

無理 ６２ ページ23

英くんのもとへ行こうとしたが





｢ねえねえ飯村さんて国見くんと仲いいよね
彼女とかいるの？てか部活中の写真とかないの｣




急にクラスのボス的存在の女子に声を掛けられた







あまりの驚きと怖さに声が出ない





ここから立ち去りたい





『わ からないです。写真ももってませ、ん』





｢は？何きこえないんだけど｣






怖い...




けどこんな髪で陰気で暗い私よりは怖くないよなとか考えたら大丈夫になってきた、よし





『あ 国｢あんまりいじめないでくれる？｣』





｢国見くん！何でこんな子庇うの？こんな子より私の方が可愛いしマネ業できると思うし〜マネに｣






国｢はっ？何調子乗ってんの。俺あんたの事可愛いなんて思わないしそもそも誰？うちのマネージャーは間に合ってるし、いなくてもあんたはいらない｣




教室に静寂が広がる





及｢おーい国見ちゃーん


あれ、なんか空気重くない？｣




KYだがある意味タイミングよく来てくれた先輩





今だに喧嘩ごしの英くんを引っ張って廊下に出る






及｢どうしたのさ｣





『英くんダメだよ！あんな事してクラスで英くんが悪く言われたらどうするの！！』





国｢別に..Aが悪く言われてたのが嫌なんだけど｣





『ありがとう、だけど私はいいの』





国｢俺にとっては良くない
俺Aのそういう所いや｣






『〜っごめん』





普段人にいわれても大丈夫な言葉なのに涙が零れそうになった





国｢ごめん｣




踵を返し行ってしまった




及｢ちょっと！国見ちゃん！？｣

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