転生したけど今後が不安でヤバい 3 (ページ29)

今日:5 hit、昨日:49 hit、合計:3,320 hit

アタックページ29

Aside

菅原「なら、蒼亥さんにトスするときは高めのオープンですね？」
烏養「おう。それでいい」
『はい』

そして話し合いを終え、
ローテの通りの位置に着いた。

烏野対梟谷
森然対生川
音駒は審判。
一番最初の試合と同じ状態だ。

最初のサーブはこちらのようだ。
因みにサーブは田中さん。

ﾋﾟｰｰｯ
サーブのホイッスルが鳴った。
ゲームstartの合図だ

…んー
何とも言えない位置に打ったな。

梟谷はしっかりレシーブしてセッターに返した

さぁ誰使う？

………やっぱ最初は調子上げに
エースを使いたいよな。

月島くんも気づいたようで、
私もタイミングを合わせ
ブロックに跳んだ。

木兎「！…ブロック二枚！」
私が参加することは
あちらも事前に伝えられていたようだ。

…んー、少し振り上げるのが遅いね。

『フェイント』
梟谷エースさんがボールに触れた瞬間に
後ろでレシーブ準備していた人達に
伝えた。
木兎「バレた…！」

田中「！蒼亥ナイスジャッジ！」
こうして烏野も菅原さんにボールが返った

私はアタックには参加せず、ブロックフォロー。

菅原さんは東峰さんにトスをした

やはり3年生は安定している。

梟谷も東峰さんに
2人のブロックをつけた。

東峰さんはスパイクしたが、ブロックに止められた。

こちらにボールが跳んできたので
菅原さんにボールを跳ばした。

…私もスパイクするか

『ライトー』
菅原「！…蒼亥！」
こっちに高めのボールがきた
梟谷も気づいてブロック二枚

私は助走をつけてボール目掛けて
手を当て、
“逆回転をかけて”
梟谷エース目掛けてボールを打った。

案の定、レシーブしたボールはエースさんの方に跳ね返った。

木兎「？！！」

01/00

木兎「あかーし！なんかボールこっち跳んできた！」
赤葦「そうですね…(今のは何だ、故意的だったら相当嫌だ。)」

菅原「今のなに？」
『逆回転です』

田中「すげぇなお前！」
『光栄です』

澤村「あれはとりたくない…」

月島「…はぁ……」

皆さんいろんな反応を見せてくれる

あ、次私サーブか

ﾋﾟｰｯ
ホイッスルが鳴った。

ﾋｭｯ

ﾀｯ
ﾀｯ
ﾀﾀｯ

ﾄﾞﾝｯ

しっかりと逆回転をかけた

因みに狙った先は梟谷の3番さん

猿杙「うっ…フォローお願い！」
木葉「！くっそ」

フォローを呼んだが、ボールが跳ね返るのは3番さんの方向で
フォローがとてもしにくい

02/00

やはり逆回転をとるのは難しいようだ。

その事実は
少しうれしいが、
寂しくもある。