黒猫 ページ27
Aside
そよ風気持ちー…
黒尾「お！蒼亥発見」
………見つかった…
『…お久しぶりです〜』
黒尾「お、覚えてくれてる」
『そちらこそよく覚えてましたね。道教えただけの人の事』
黒尾「ま、一応自己紹介したしな」
『そすか』
黒尾「てかお前バレー部のマネージャーになったんだな」
？…
私はマネージャーと間違えられてるのか
『…学生コーチです』
黒尾「ん？」
『学生のコーチです』
黒尾「え、マネージャーじゃないの」
『…うん』
黒尾「俺以外の奴らも全員マネージャーだと思ってるけど。」
『マジですか…』
黒尾「おう。」
黒尾「バレー出来んのお前」
『一応。それなりに』
『…黒尾さんのブロック見てましたけど、上手いんですね』
黒尾「だろ？小学校から鍛え上げられたブロックだ」
『ずっとバレー一筋ですか』
黒尾「おもしろいからな」
『…そうですね。バレーは面白いです』
黒尾「てかお前昼に烏野のコーチに呼び出されてたけど叱られたの？」
『…いや叱られてないです。話し合いしてただけで。一応学生コーチなんで。』
黒尾「戦術とか？」
『…んや、私のバレーについて話し合いました』
黒尾「？？？なんでお前のバレー？」
『私がどれだけバレー出来るか調べられてました。サーブとかスパイクとか。』
黒尾「へぇー意味わかんねぇ」
『ははwでしょうね』
黒尾「あ"？」
『そのすぐ煽りに乗る癖どうにかしたらどうですか』
黒尾「いやお前が煽るのが悪い」
『理不尽』
『てか何でここ居たんですか』
黒尾「お前探してた。なんか1回目声かけた時無視されたからね？」
『…いや、まさか黒尾さんが私の事覚えてると思わなかったし、人違いかなと』
黒尾「な訳ねぇだろ。蒼亥っつー名字事態珍しいんだから」
『まぁ…うん、そうだね』
黒尾「ってか凄い字だよな…」
『蒼い猪です』
黒尾「お前猪って感じじゃないけどな」
『そうですかね。結構直感型だと思ってました』
黒尾「何か考えて発言とかしてるイメージ」
『へぇー』
黒尾「お前そんな興味ないだろ」
『まぁ…』
黒尾「ほらな」
『自分の名字なんて興味ないんでね。見慣れすぎて』
黒尾「まぁ、それはそう」
『逆に黒尾さんも珍しい名字だと思います。黒い尻尾』
黒尾「黒い尻尾…俺動物かなんかか？」
『………猫』
黒尾「音駒だから猫ってか？前も言ってたなそれ」
『…ほんと記憶力良すぎじゃないですか』
黒尾「意外と覚えてるもんだな」
こうして雑談(煽り合い)を
10分くらいした
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作者名：海羅 | 作成日時：2024年2月23日 3時
