勉強会 ページ13
Aside
あー、そういや言ってなかったっけ
『…蒼亥Aだよ。よろしくね』
影山「おう」
日向「じゃあ今度から蒼亥って呼ぶな!」
『うん。わかった』
『じゃあ勉強しよう』
谷地「うん!」
それから1時間経過
谷地「あ、そろそろ休憩挟もう?」
『…ん、そうだね。』
日向「疲れたぁ…」
谷地「お疲れ日向」
影山「…グゥ………」
『…影山君、少し仮眠とったら?』
影山「そう…する………」
『…あ、そういえば日向、聞きたいことあるんだけど、いい?』
日向「?おう!いいぞ!」
『その、日向バレー部でしょ?』
日向「おう!」
『バレー続けれる源ってなんだろうと思って。』
日向「み、みなもと?って…?」
『えっ…と…ぁー、根元はわかる?』
日向「おう!月島に教えてもらった!」
『源は根元と似た意味だよ。』
日向「うーむ、なんでバレーを続けるかってこと?」
『うん』
日向「勝ちたいから。トスが欲しい。ずっとコートにいたい。」
少し空気がぴりついた。
『そっか、なるほどね』
谷地「Aちゃんはどうして急にそんなこと聞いたの?」
『…ちょっとした好奇心だよ。そうだね、
後で影山君にも同じこと聞いてみよう。どんな返事が返ってくるかな』
影山「…俺が…なんだって…」
『あ、起きた』
『…影山君がバレーを続けるのはなんで?』
影山「…バレーが好きだし、良いスパイカーにトスをしたいから」
『なるほど』
影山「?」
『はは、急にごめんね、興味本位だよ』
影山「そうか」
なるほどね、
基本的に
この二人は
自分の欲望に沿って
行動しているようだ。
『そろそろ勉強再開しようか』
谷地「そうだね!」
それから2時間、ぶっ通しで勉強した。
私的には聞きたいことが聞けたので
良かった。
学生コーチについても結論ついたし。
16:00
谷地「そろそろ解散しよう!」
『うん』
〜マンション出口〜
日向「いや〜ほんと助かった!」
日向「谷地さんも蒼亥もありがとな!」
影山「…あざす」
谷地「うん!テスト頑張ろうね!」
あ、谷地母来た
日向「お邪魔しました!」
谷地母「いいえ、この子が先生で大丈夫だったかしら?」
日向「はい!これでテストばっちりです!たぶん!」
日向「とゆうか!無駄にはしません!谷地さんへの厚意を!」
影山「厚意…思いやりの心…他人が自分に…」ゴニョゴニョ
影山くんが小声で何か言ってる
谷地母「そうね、テスト頑張ってね」
日向「はい!」
日向「谷地さんも!一緒に東京行こうね!」
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作者名:海羅 | 作成日時:2024年2月23日 3時