転生したけど今後が不安でヤバい 2 (ページ4)

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案内ページ4

Aside

だが、ハイキューを見てたため、
この成人男性四人組を私は知っている。
たぶん、
練習試合のために鵜飼監督に呼ばれて来た、
町内会の嶋田さん達だ

佐藤先生曰く、少し前にこの高校はリノベーションしたらしい。
この事をつなぎ合わせると

たぶんあの人達迷子

………どうしよ、声かけた方がいいかな…
でもこれで烏野バレー部の練習時間が削られるのはなんか申し訳ない
原作にはあんま関わりたくないけど、案内しよう

『あの、大丈夫ですか？』
嶋田「え？あ、ごめんね、えっと…体育館に用があって………あ！不審者じゃないよ？！」

嶋田さん…最後の発言は不審者に聞こえますよ…

『大丈夫ですよ、バレーシューズ持ってる辺りバレー部に用があるんでしょう？』
滝ノ上「そう！それで、体育館がわかんなくてな…(こいつ察し良いな)」
『案内します。着いてきてください』
「「「「あざーす」」」」

おぅ…成人男性数人一斉にお礼は怖い

森「よくこのシューズがバレーシューズってわかりましたね…見た目がランニングシューズと似てるのに」
『ははw私もバレー経験者でしたんで』
滝ノ上「女バレか？」
『元ですけどね。今は無所属です』
間違ったことは言ってない

『あ、ここです』
内沢「おぉ、懐かしいなぁ…」
嶋田「案内してくれてありがとう、えっと…」
『蒼亥です』
嶋田「蒼亥さんね、ありがとう」
『じゃあ、バレー頑張ってください。』
滝ノ上「おうよ」
『私はこれで』
森「じゃあね」
『はい』

ふぅ…緊張したー…
帰ろ

…
なんでこう私は主要キャラと遭遇してしまうんだろうか

私が帰り道に会ったのは、道際に座った男子高校生(東峰さん)
まだ少し、バレー部に戻るか悩んでそうだ

…少しアドバイスする？
いやいや、原作に関わるのはよろしくないし

東峰「…あの…さっきからこっち見てるけど…俺に何か用？」
『ひぇ？！…あ、すみません…何かあったのかな…と…』
『すみません、気になって…』

東峰「…あー、ごめん、ちょっと悩んでて」
『………』
ダメだ
『…話し聞きましょうか』

何してんだろ
私いなくても東峰さんバレー部復活できるのに
私のアドバイスなんて無くても復活できるの知ってんのに

東峰「うん、じゃあ少しだけ」
『…はい』

東峰「俺、バレー部でエースだったんだけど、少し前に色々あって俺のせいで負けちゃって…自信を無くした…というか…その
」

東峰「チームメイトに合わせる顔がなくて…復帰していいのかな…って」