猫と虚言 ページ11
Aside
………松さん達がこっちに目をかっぴらいて見てきていた
『………なんですか…？』
及川「いやいや、え？」
花巻「すっげぇ………」
松川「そんなアニメみたいなことある？」
それぞれ様々な反応をしてる
何に驚いてんだ？
『…？』
花巻「………美人は肩に猫乗せても絵になるな」
及川「何それ始めてみた」
松川「重くないの？」
『あぁ、ちゅーさん達のか…そんな重くないですよ』
『まだ1才2才なんでね』
花巻「え、それは日常的に？」
『まぁ…機嫌が良いときは1日1・2回の頻度で』
及川「結構日常的にだね？！」
松川「すご、魔女の宅急便でしか見たこと無い」
『ははw好評みたいで良かったです』
及川「俺でも出来るの？」
『んー…どうだろ、私以外にしてるとこ見たこと無いかも…』
『…ちゅーさん、ここおいで』
そうちゅーさんに言いながら、
及川さんの肩をポンポンしてみた
朝に私が太股の軽く叩いたみたいな感じで
『………ぉ、よじ登った』
松川「おぉ………」
見事にちゅーさんの肩乗せに成功した
及川「すご…Aちゃんの力偉大すぎでしょ…」
花巻「すげぇ…俺でも出来んのかな…」
『たぶん、私の力関係なくちゅーさん達、頭が良いんかもしれんね…』
そう言いながら及川さんの肩に乗ってるちゅーさんを優しく撫でながらちゅーさんに軽く微笑んでみた
及川 ﾄﾞｷｯ「…(ビッ…クリしたぁー…)」
すると、
ちゅーさんも私の手にすり寄ってくれて、ほわほわした
『花さんもしてみますか？』
花巻「え！いいの？してほしい！」
『わかりました』
『ちゃーさん、ここおいで』
及川さんと同じように、
花さんの肩をポンポンしてみると、
ちゃーさんも花さんの身体をよじ登って肩に乗った
花巻「おぉー！初体験！ふわふわ！」
松川「俺手持ち無沙汰なんだけど」
『ははwwちゅーさんを及川さんの肩から松川さんの方に移動させますか？』
及川「え"っ」
松川「ずるいぞ、このままだと俺A抱っこするぞー」
及花「「え"」」
『それは切実にやめてほしいところである』
松川「えー…少しは照れて？」
『いや、まえ…』
前にもっとドキドキすることしてきただろ、
と言おうとしたのをなんとか喉に引っ込めた
『そんなきゃぴきゃぴしてない』
松川「前と同じこと言うじゃんw」
及花「前？」
『いや、松さんの虚言だから気にしないで』
何故かこの二人には知られてはいけない気がしたので、伏せた
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作者名：海羅 | 作成日時：2024年2月10日 1時
