チーム分け ページ47
Aside
まぁ安心したまえ諸君(誰もいないけど)
私、バレーしてるだけあってドッジボール得意なんでね!
佐藤「チーム別で別れたなー?よし、誰か両チームから代表して1人出てこい」
えぇー…大分勇気いること言うね?
あ、赤チームもう代表の人出てきた
…って成田さんじゃねぇか!!
知ってるよ?この人!烏野の人でしょ?!
え!あの人のこういうのだと性格的に奥で引っ込んでるタイプかと思ってたんだけど!
いや、違うな。
あの表情たぶん勢いで強制的に前に出されたやつだな
成田さん…意外といじられ役だったんだな…
てか青チーム誰代表にするんだろ。
どうせ譲り合って(擦り付けあって)るんだろうなぁ…
と、真顔で傍観してたら、
話し合いの指揮をしていた知らない先輩と目が合いました。
終わりました
「君号令してた子だよね?えっと…蒼亥さんだっけ」
『はい……』
「あははw何言われるか分かってそうだね!ちょっと代表で出てくれない?」
『っすよねぇー……わかりました』
「ありがとー!」
こうして、成田さんの前に立ってます。
……ファーストコンタクトがこれかぁ…!!
成田「えっと…確か君…バレー応援来てくれてた子だよね?」
『あっ…ご存じでしたかぁ…』
成田「うん、ありがとうね」
『いえいえ…こちらこそ見応えのある試合をどうも』
佐藤「はーい、会話はそこまでね。じゃんけんして」
『うす』
「『先攻後攻じゃんけん』」
「『ぽい!』」
成田「✋」
『✌️』
『あ、勝った』
成田「負けたぁ…」
佐藤「じゃあ先攻後攻、どっち?」
『ドッジボールだけにですか?』
佐藤「ん?」
『あ、すんませんつい』
この先生は怒ったら怖いタイプ
『先攻で』
佐藤「じゃあボール渡すねー」
『うす』
佐藤「じゃ、game start!!」
『なぜ英語…』
とりあえず本気で長田に投げてみた
ゴォゥッ
長田「ピェッ(えっ豪速球じゃん!!!アイツ絶対笑ったこと怒ってるって!!)」
ドッ
長田「………」
『あ、長田当たりましたよ先生』
佐藤「んー、そだね長田アウトー!」
でも赤チームにボール行っちゃったなぁ…
なんか、野球部の人にボール渡してる
とりあえず…避ける?避けるか
あ、後ろにいた人に当たっちゃった
ごめんね視界狭くしちゃって
『えっ…投げないの?他の先輩らとか』
先輩「いや、Aちゃん投げたら勝てそうだなって」
『え、投げたい人とか』
「「「………」」」
『………頑張りまーす…』
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作者名:海羅 | 作成日時:2024年2月2日 22時