クラス ページ46
Aside
ｶﾞﾗｶﾞﾗ
『あ、先生来た解散』
「「「うーす」」」
佐藤「おー、今日も元気だなおはよう」
「「「「「おはようございます！」」」」」
佐藤「良い挨拶！じゃ、今日の日程ね」
何かあるのか…？
佐藤「今日の4時間目の体育は2年と交流するため、合同授業だ」
うわ、久しぶりの単語…合同授業…
体育か…ん？
『先生ー、2年何組とですか？』
佐藤「あ、言い忘れてたNice蒼亥君」
やばー、この先生
佐藤「2年4組だ」
…流石に主要キャラのクラスまでは覚えてない…
そんな関わらないだろーし別にいっか
佐藤「体育で、ドッジボールをする」
「「おぉー！」」
反応がthe高校生だな
佐藤「2年と1年で混合のチームを組んでプレーしてもらう」
佐藤「チーム決めは、くじだ」
頑張ろ…
佐藤「今日はこれぐらいかな。いつもと違うことがあるとしたら」
その後、4時間目
『…めっちゃ緊張する』
田辺「わかるぅー」
長田「あ、崎山、先輩いるぞ。」
崎山「ホントだ。手振っとこ」
勇気あんなぁ…こいつら
『あ、先生がくじ引き持ってる』
田辺「マジでくじ引き…」
佐藤「えーっ、号令1年誰かしてくれないかー？」
ｻﾞｯ
『ぇっ、』
なんか皆私の方向いたんだけど…
いや、自意識過剰じゃないよ？！
だって私列最後尾だったから後ろ人いないし…
私にやれと？
そう言っているのか？
なかなか厳しいことを言うじゃないか…
『……ぁー、っと……きりーつ』
やばい、声がめっちゃ気だるげになった
『これから4時間目の合同体育を始めます』
『よろしくお願いしまーす』
「「「「「よろしくお願いしまーす」」」」」
おぉ、すげ、人多いとうるせぇな
佐藤「助かった蒼亥くん。ありがとう、じゃ、クラス別でくじ引いてくれ」
こうして、くじが私の手元にも回ってきた。
引いてみると、根本が青に塗られた木の棒を引いた
隣の田辺ちゃんのを見てみると、
赤に塗られた木の棒を持っていたため、
あ、別のチームだと察した
佐藤「よし、全員引いたなー？俺から見て、右が青、左が赤で別れてくれ」
先生に言われた通りに別れてみるとあらびっくり。
いつメン全員赤チームじゃぁないか。
おい、長田、こっちを向いて爆笑するな、変に目立ってるぞ
田辺ちゃんも肩震えてるの気づいてるからな。
視力2.0を舐めんじゃねぇぞ
崎山？崎山なんかタイプの人居たらしくてそっち釘付けだよ
はぁ………オワタ、いつメン以外のクラスメイトも仲良いけど大体先輩と話してるし……
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作者名：海羅 | 作成日時：2024年2月2日 22時
