転生したけど今後が不安でヤバい (ページ45)

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いってらっしゃいページ45

Aside

そう言って私は
キッチンの冷蔵庫に入れてた弁当箱を保冷剤と割り箸と共に弁当袋に入れて
二人のいる玄関に持ってった

『ほい、今日の二人の昼飯の弁当ね』
花巻「え？！」
松川「！」

『？あ、安心して。中身は二人とも違うから』
花巻「いや、そうじゃなくてw」

松川「いつの間に作ってくれてたの」
『うん、起きた時に朝御飯と一緒に。あ、もしかして購買あった？』
松川「んー、あるけど、でも助かるわ。お金出さなくていいし」
花巻「だな！ありがとよ」
松川「うん、ありがと」

『そか、ならよかった。引き留めてごめんね。行ってらっしゃい！』

うわ…久しぶりに言ったなぁ…
5年ぶりかな…？……行ってらっしゃい。

「「いってきます」」

……私は二人に手を振ってドアを閉めた
あー…いいな…いってきますとか…
ずっと一人だったから…
嬉しい
そして、私は5分程その余韻に浸っていた

あー、私も学校行かなきゃ。

そして、学校に着いた

ｶﾞﾗｶﾞﾗ
『おはざーす』
田辺「あ、おはよAちゃん」
長田「おはざーす」
崎山「おはー」

もうこの4人はこのクラスじゃ
いつメンになってきていた。

『あ、二人ともど？バスケ部』
長田「意外と楽しい」
崎山「だな」
『ん、いいねぇ、青春。田辺ちゃんは？美術部』
田辺「順調だよ、ただ先輩怖いんだよねー」
『あー…部活特有の上下関係』

なついなぁ……
東京はそこら辺めっちゃ厳しかった。
女子だから内際でギスギスするんだよねぇ…運動部

長田「あー、こっちも怖い先輩いたけど意外と仲良くしてもらってる」
田辺「いいなぁー…」

『その怖い先輩とは話したことあるの？』
田辺「無いけどもう、雰囲気が怖い」

『えぇー…試しに話してみなよ。
あれでしょ？ぎゃ…ぎゃっぷもえ？だっけ。そういうのかもしれないじゃん』
崎山「ギャップ萌えな。ババアかよ」
『あ？、違いますぅーちょっと流行りに疎いだけ！』

長田「ホントかぁ？」
『ホントですぅー』
いや、まぁ、中身あと少しで三十路だったおばさんだけどね

田辺「ww今度話しかけてみようかな」
『いいね、話しかけちゃえ、最悪怖い先輩でも何回も話しかけてたら仲良くなれるだろーし』
田辺「…よし、頑張ろ」

『ちなみにその先輩は女？』
田辺「女だよ」

崎山「美人？」

田辺「平凡」

「「『………』」」