来客 ページ34
Aside
『ちょうどいいんで今覚えてくだせー』
松川「なんて無茶振りを…w」
『とか言って意外と覚えれるんでしょ』
『頑張って覚えて』
花巻「wwww」
20分後
『着きました』
松川「へぇーここらへんだったんだ」
『ほら、覚えましたでしょう』
花巻「w覚えたわ」
『この家です』
松川「え、豪邸？」
花巻「それな」
『一軒家です』
あーどーしよ……親いないこと言おうかな…
いや、会って間もない先輩に言うようなことじゃないな。
『ちょうどいいのでお茶だけ飲んでってください』
花巻「マジ？おじゃましやーす」
松川「ありがと」
『いえいえー。で、何かアレルギーありますか？猫アレルギーとか』
松川「ホコリアレルギー」
『……大丈夫です。掃除してるんでね』
花巻「Aちゃん家は汚いと予想していたのに真逆」
『流石に綺麗にしますよ』
松川「(うーん…皿少なくない？…親……まぁ、聞かない方がいいか)」
『紅茶飲めますか？』
花巻「俺ダイジョブー」
松川「俺も」
『んじゃあ ぬるめの紅茶どーぞ』
松川「どーも」
『すぐ飲めると思いますよ。ちょーど良い温度にしたんで』
花巻「あ、ホントだ」
松川「ん…猫飼ってるんだね」
なぜわかった？！って思ったらちゃーさんとちゅーさんが松さんの足にすり寄ってた
『あー、ちゃーさん達ダメだよ。今飲み物飲んでるんだから』
花巻「ちゃーさんっていうの？」
『あ、茶色のもふもふがちゃーさんで、キジトラのスタイル良いのがちゅーさんです』
松川「ちゃーさんとちゅーさん」
『良い名前でしょう！私が考えたんですよ！』
花巻「へぇーなんか可愛い名前だな。性別は？」
『どちらも男の子です！』
松川「へぇー可愛い」
『子猫なんで松さん踏まないでくださいねデカいんですから』
松川「流石にしない」
花巻「wwお、こっちにもすり寄ってきた」
『あれ……警戒心ないですね？結構警戒心強い方だと思ってたんだけど…』
松川「あれじゃない？匂いとか、かれこれ1時間一緒にいるし」
『あー、私の匂い二人についてんですね』
花巻「え、なんかはずいわ」
松川「俺もはずくなってきた」
『なんですか、思春期ですか？お二人』
松川「え、Aもう思春期終わった？」
『まぁ、ある意味終わってますね』
花巻「ある意味？」
『私初恋とかそーゆーのまだなんで。恋とかよく知りません』
あと普通に前世で二回なってるし
松川「え、初恋まだなの？」
『はい、そーゆーの興味なくて』
これはマジのヤツね
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作者名：海羅 | 作成日時：2024年2月2日 22時
