陽キャ ページ27
Aside
『で、なんでここに集まってくる??』
長「知ってた?今一番クラスで人気なのお前だからね」
『え?マジ?嬉しー仲良くしてね』
「ねーねーAちゃん!」
『ほいそこの可愛い子、なんだい?』
「好きな食べ物何?」
『え、好きな食べ物??』
『そだねぇ……じゃがいも』
「え、動物か何か?」
『急に辛辣だね?』
『因みにじゃがいも“料理”ね!料理!生じゃないから安心して』
てか今時の高校生皆可愛いー…うわ、おばさんの発言だ
気をつけよ
『てかさ、あとどれくらいで授業終わるか分かる?』
崎「あと15分ちょいじゃね?」
『まじ、さんきゅ』
『てか女子みんな髪すごいね』
みんな色んなヘアスタイルしてらっしゃる
『手先器用だねぇ…』
田「Aちゃんもしようか?」
『え!いいの?じゃあ一つ三つ編みしてくんない?』
田「いいよー、てか髪なっが!」
『いやー、切るの名残惜しくなっちゃってさぁ』
「わかるわぁ…愛着わいちゃうんだよね」
『そうそう』
長「俺らにはわかんねぇ話だわ」
『男子もワックスとか着けんじゃないの?』
崎「あぁ、ゆるーくつけてるよ」
長「マジか、俺してない」
崎「マ?女子力無」
長「お?俺は女子じゃないから無くていいんですぅー」
崎「いやいや、髪は良くしてないとモテないよ?長田君」
なんだかんだ長崎県は仲良さそうで安心した
田「ん、出来たよ」
『マジ?ありがとー!』
田「……A笑った方が可愛いじゃん!」
『え、急に何…』
「それな」
『え、こう?』
「うわ、愛想笑い真っ盛りじゃん」
『えー…そんな変な笑い方になってる?』
田「うん、何か…怖い。闇深そうな笑顔してる」
「そうそう!ハイライトがない感じね!」
田「そう!」
『えー…そこで意志疎通するぅ?』
田「Aは自然に笑っててね」
『…わかったわ』
そこまで言うならそうしましょうか…
キーンコーンカーンコーン
キーンコーンカーンコーン
え!めっちゃ久しぶりにチャイム聞いた!感動!!
ガラガラッ
日向「すみません!蒼亥さんって人いませんか!!!」
長「何お前早速呼び出しくらってんの??」
『……いや…ぇ?……』
いやいやいや、おかしいだろ、なんで
日向来てるだ?!?!
『ッスー……ここは隠れよう』
崎「蒼亥ここいるよー!」
『ぁ??』
崎「うわこわ」
『……諦めるか…』
『…今行きまーす……』
日向「あ!いた!」
いたって……私モンスターじゃないんだから…
『何?日向』
日向「覚えてくれてたか!」
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作者名:海羅 | 作成日時:2024年2月2日 22時