学級委員 ページ26
Aside
長「えーマジ？ じゃけ とか言うの？」
『そんな言わんよ』
長「広島弁って意外と大阪弁と似てんね」
あ、長田は男ね性別。
てかこーやって二人で言ってても誰も急かさずに話わいわい聞いてくれるのガチこのクラス当たりすぎだろ。
『あー、大阪よりは発音訛っとらんけどね』
「「へぇー」」
うわ、教師の気分。たのし
『で、長田。ど？正直にね』
長「んー…良いよ。」
『ほんと？マジありがとう。で、長田だけだとたぶんしんどいからもう一人ね』
長「誰か〜手伝って〜」
「俺しよか？」
『お！えー…と……んー、斎藤！』
「全然違う。崎島な」
崎島ってすげー名字だな
『おー崎島な、すまんな自己紹介ほとんど聞いとらんくて』
「だと思ったわ。お前上の空だったし」
『うわ、気づかれてた』
「そりゃあんな目立った自己紹介したらな」
『ま、そか。』
『てか女子も発言していいけんね！』
『さっきからニコニコしてみとるけど大歓迎よ！』
「「えーー…」」
え、そんな発言したくない？？
あ、今のは陽キャの言うことだわ
『んー、そこの可愛い子！名前は？名字だけでもいいよ！』
「え、あー、田辺」
『この二人で学級委員大丈夫だと思う？はいかいいえでいいよ！』
崎山「女子にだけ優しくねお前」
『は？な訳。男子にも優しくしますよ。女子は全員可愛いからちょっと贔屓しちゃうだけであって』
女子達「「キャーー」」
めっちゃ棒読みー
長田「おい」
田辺「んー…じゃ、はいで」
『お！じゃあ、この長田と崎山の長崎県で決定ね！』
長「俺ら長崎県だって崎山」
崎「マジか」
『んじゃ、先生終わりました』
佐「お、蒼亥君意外とリーダーシップあんだね。ナイスー」
『えぇー…まぁ、席戻りますね』
…めっちゃ目立った自信しかない。
まぁ、このクラスだけならいいか。他では陰キャしとこう。
谷地さんも当てたいところだったが
アニメみた感じだと、緊張させるのは申し訳なかったので当てなかった。
佐「じゃあ、これから長崎県よろしくな」
長崎「「うーす」」
意外と名前受け入れてんの草
佐「じゃ、後は自由時間で、その後昼休憩ね、あ、でも教室から出ないでね。他まだ授業してると思うから」
そう、実は今日新一年生は2時間目から登校であった。
で、まず、2時間目に自己紹介と学級委員。
3時間目に入学式で、
4時間目が交流のために自由時間で、今ここに突入している
「「「うーす」」」
ﾜﾗﾜﾗ
『で、なんでここに集まってくる？？』
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作者名：海羅 | 作成日時：2024年2月2日 22時
