帰宅と猫 ページ21
Aside
ふぅ…楽しかった
お、荷物届いてるぅー。
意外と疲れてないな…
うーん…あ、もう支柱差し込むとこだけ作っとくか。工具はあるし
よし、やろう。
〜完成〜
できたぁー…疲れた…
てかよかったー…穴開けるとこ水道管なくて…
そう、
ここは水道も通っているし、
電気もあるので結構快適。
冬は暖房をつければいいし、夏はそこそこ涼しくなると思う。
うん、松さん達に手伝ってもらうのはマットを敷いてもらうだけで良さそうだ。
ちなみにマットは専用の接着剤があるのでそれを使う。
てか、よく考えたらここもちゃんと掃除されてたよな……ほんと……この身体の子はどれだけ良い子なんだ…
……あ？
え、ごめん、独りでキレて。何があったかというとですね。
え、猫いるんじゃね？と。鳴き声が聞こえたんですよ。
ﾆｬｰ
ほら！いるって！
え、どうしよう探した方がいいよね。
『猫さーん……どこぉ？』
一応電気は着いてるので見えやすいが……
ﾆｬｰ
『うぉっ？！』
女気のない声を出してしまったが、いや、驚くだろ。下向いて猫が2匹いたら。
………………お？この2匹見たことある
てか見たことあるどころじゃない。
こいつら前世の私ん家にいた奴らじゃね？！
え、感動どころじゃない
…………ごめん、紹介するね
えーと、こっちの茶トラのふわふわな猫がちゃーさん。
名前は安直。茶色だから。
男ね
で、こっちのキジトラのスリムな方の猫がちゅーさん。
こっちも男ね。
元々ちゃーさんしかいなかったんだけど、仕事帰りにちゅーさんが着いてきてね。それで飼うことになった
ちなみにどちらも
まだ1歳と2歳で子供だよ。
とりあえずこの寒い地下じゃなくてリビングに連れていこう。
……あぁ……なるほどね、猫がいたから地下が綺麗だったんだ。
よし、リビング到着。
餌どっかにあるかな……
お！キッチンの棚にある！
よし、皿にいれて…
『どーぞ』
あ、でも平日学校だから昼御飯あげれない…どうしよ…
全自動エサやり器とか無いかな…
ネット販売ー
え、あるやん買お
明日の朝に届くらしい。
郵便局有能すぎだろw
一夜明けたら届くのかよw
『お、ちゃーさんちゅーさん良い食べっぷりだねぇ』
撫でてやったら笑ってくれるので
癒される
『お前らは前から変わらないな…安心したよ』
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作者名：海羅 | 作成日時：2024年2月2日 22時
