頭脳 ページ19
花松「りょーかい」
及川「Aちゃん、買ったやつは？」
『あぁ、買ったやつは店に預けましたよ、あと少しでトラックが私の家まで運んでくれると思います』
花巻「うわ、ほんとにきたよ」
松川「すご」
『じゃ、及川さん、図書館かカフェ、どっちが良いですか？』
及川「え？じゃあ図書館」
『はいほい、じゃあ図書館連れてってください』
及川「え？」
『あ、すんませんね、引っ越したばっかで地形そんな知らないんすよ』
松川「初耳だわ」
花巻「んじゃ図書館ゴー」
『うぃーす』
〜図書館〜
『おぉー！デカい』
及川「大体こんなもんじゃない？」
『それもそか』
松川「じゃ勉強しよう」
『うす』
松川「Aどこ終わってないの？」
『英語かな』
松川「んじゃ俺教えるわ」
松川「及川終わってんなら花教えてやって」
及川「んー、りょーかい」
『松さん勉強得意？』
松川「んー、それなりじゃない？」
花巻「いや、松得意だろ」
『んじゃ分かんないとこ教えて、中３の範囲ね』
松川「ん、分かんないとこあったら言って」
ま、つっても私一応頭脳は社会人なんで、英語大得意なんだよねー。
なんでしてなかったって？めんどかった
松川「(早…俺必要ある？)」
松川「A頭良いんだね」
『そ？ならよかった』
『よし、おわた』
松川「ガチでおれ必要なかったやつじゃん」
『花さんのやつ見よ』
花巻「中３に高２の勉強わかるか？」
『うーん…てか全然終わってないじゃん。おもろ』
花巻「中学とちがって難しいんですぅーやってみなさいよ」
及川「うわあ、大人げないマッキー」
『えー…あ、英語やってみたい。さっきまでしてたし』
花巻「おうよ、」
『あ、ここ こう？』
松川「え、正解」
『……』
意外と覚えてるもんだな…懐かしい
『やば、一通り見たけど全部出きる』
花巻「はぁ？？ヤバ」
松川「数学とかは？」
『うわぁー、なt……』
あっっっぶね
『ちょいまってメモ帳で計算してみる』
及川「今時の中３ってメモ帳とか持ってるの」
『持ってますよ、受験生だったんで』
松川「もう受験終わったの？」
『はい、明日入学式ですし』
及川「ってことは烏野ってとこ？」
『はい』
及川「へぇー、練習試合するかも」
『マジですか、じゃあバレー部マネージャーもありかな』
『あ、やっぱやめとこ』
花巻「なんでー？」
『いや、花さん達に会いたいだけで入るのは本気の人達に失礼でしょう？』
『そーゆーことです』
及川「なるほどね」
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作者名：海羅 | 作成日時：2024年2月2日 22時
