準備 ページ15
Aside
[で、集合は、11時に駅の電車ですよ]
花[流石、電車遭遇グループなだけあるわ]
松[ちなみに青葉のショッピングモール？]
[そそ、じゃあ最初あった電車で]
花[俺ら三人しか伝わらないやつ]
松[確かに]
松[昼飯はそこで食う感じ？]
まぁ…ある意味そうか…
[お金は持ってこなくて良いっすよ！]
花[え、昼御飯奢ってくれる感じ？]
松[まじ？]
[yes！任せろ？]
花[うわっゴチになりやーす]
松[ちなみに俺ら先輩ね]
[まぁこっちから誘ったので気にするんじゃないですよ！]
よし、ここから駅の電車には
30分で着くし、
10時20分までに
完成させようじゃないか。
というのも、
私は何処かでご飯を奢るのではなく、
ふたりに弁当を渡す。
だからある意味奢りである
なぜ弁当かって？
節約だよ節約。
いくらお金があっても
いつか尽きるんだから。
私の場合はとくにね。
前世は仕事して月給というものがあり
定期的にお金がもらえたが、
これから高校3年間は、
今ある残金でやり過ごす必要が
あるのだ。
親のいない私は当然高校生じゃ、
バイトに受かれないのでね
で、弁当だ。
食材は散髪の帰りに買っていた。
現役の運動部なので
それなりに食べるだろうと思い、
結構買った。
一応木製の二段弁当箱が2つあったので、それに弁当箱1人2箱の構図で
詰めようと思う。
とりあえず
一つ目の弁当箱唐揚げ、卵焼き、レタス、トマト、ポテサラというあるあるな食材を作って詰める。
インパクトがほしいので、
オムライスを
もう片方の弁当に良い感じのサイズで
入れた。
これを、
もう2つの弁当にも同じようにしていく。
よし、完成。
あとは小さめのタッパーにりんごを
ウサギにしていれた。
私の分はおにぎりを入れた。
自分のだから手抜きだ。
ただ、私もりんご食べたかったから
りんごは入れた。
よし、巾着みたいなお弁当袋に保冷剤とお弁当箱と割り箸を入れて、完成だ。
少しはやくできたので、
その間に服に着替えた
コーデとしては、白の長袖に淡い青色のカーディガン、下にジーンズを履いた。靴は良い感じの黒のやつ。
髪は美容院でしてくれた、一つ編み込み をまんま真似た
よし、
バックに弁当の中身が崩れないように
勉強道具やらなんやら入れていき、
良い感じの時間になったので
駅の電車に向かった。
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作者名：海羅 | 作成日時：2024年2月2日 22時
