偶然 ページ11
Aside
ﾋｪｯ……
ェ、なんか近づいてきたんだけど
え、隣座った？！？！
……逃げよう。速やかに、
いや、分かるよ？青城女バレ以外に
青城の近くの高校も女バレ無いもんね？
珍しいよね？
わかるよ？
でもね？
チカヅイテコナイデ！！！！
怖い！！
一人は近づいてくるし
もう一人はスマホ持って爆笑してるし！！！
え、別の席移動したのに来るんだけど！！！！！！
電車ぜんぜん人いないからだれも気づいてないし！！！
ナニコレ！！！
怖すぎる！！！
『ｽｰｰｯ……アノ……』
松川「ん？」
花巻「wwww」
『誰？？？？？』
そう、とっさに出た言葉はこれだった。いや、誰かはわかるけどさ！！
松川「松川だよ、よろしくね」
『ついでにそこのピンクさんも』
花巻「花巻！てかピンクさんヤメテ」
『っすか。ちなみに…肖像権は…ご存じで？w』
花巻「ご存じだから安心してw」
松川「もう笑っちゃってるじゃん」
『あれは笑うw』
花巻「それはそう」
フレンドリーだし
松川「名前は？」
『蒼亥ですー』
花巻「年齢」
『今15歳よ』
松川「ま？？」
花巻「やば、高校生と思ったわ。容姿詐欺？」
『あ？違いますぅー。てかそのままそっくりお返ししますわ』
花巻「それはそう」
松川「お前もな」
『マジ同感』
『てか制服見て気づいてくださいよ中学生になんてことしてんすかまじで、おもしろかったけども』
花巻「現役中学生？」
松川「プリキュア？」
『プリキュアじゃないですー。あんな美脚じゃない。』
『あと卒業したてのちゅーがくせい、すなわちあとちょっとで高校生ね』
松川「マジかでも蒼亥ちゃん美脚じゃね？」
花巻「ちゅーがくせいってもっかい言ってみてー」
『知ってたお二人、それセクハラ発言だよ』
花松「しってるわ！」
『ならゆうなよ！！w』
いやーこれ、東京だったら大声だして
回りに白い目で見られるけど、
こんだけ人いなかったら大丈夫そう
松川「てか下の名前何？」
『Aだよ』
『てか二人高校何年？』
花巻「２年で今年から３年よ」
『やば先輩じゃん見えねー』
松川「お？喧嘩？」
『買ってやろーじゃねーか』
花巻「ww」
『てかいつまで動画撮ってんですか。別に気にしませんけども』
花巻「面白いから、てかこれ友達に送っていい？」
『ご自由にどーぞ』
松川「マジかよ変なおじさんに騙されんなよ？」
続く↓
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作者名：海羅 | 作成日時：2024年2月2日 22時
