ココロノヨリドコロ (js) ページ5
･
「Aちゃん〜！ジョシュアくん来てるよ！」
「…あ、！ありがとうイソちゃん！」
私の席までそう伝えに来てくれたクラスメイトのイソちゃん
こうして私のクラスのHRの方がジョシュアくんのクラスよりも終わるのが遅かったら、イソちゃんがジョシュアくんが来てることを伝えに来てくれる。
廊下側の1番後ろの席だから、
ジョシュアくんが来たらすぐに分かるみたい。
「…ジョシュアくんお待たせ、！」
js「行こっか、Aちゃん」
その言葉とともに差し出された彼の左手
「…ん、帰ろっか」
私はその左手に自分の右手を重ねる。
まだここは廊下
だけどそんなのお構いなしにジョシュアくんは私の手を取る
付き合い始めた頃は何だか恥ずかしくて
”校門出てからにしない、？”
なんて言ってたっけ。
そしたら、
”1秒でも長くAちゃんと手繋ぎたいから”
そんな言葉が返ってきて私の顔はさらに赤みを増した。
隣にジョンハンくんやスンチョルくんが居ても
”んふふ、今のAちゃんすごく可愛かったな、”
とか普通に言ってくる。
”いつも可愛いと思ってるんだけどね、特に可愛いなって思った時にはすぐに伝えたいんだ”
そう言いながら私の頭を優しく撫でる彼の瞳には
もう何度吸い込まれそうになったか分からない。
普通の人なら照れてしないであろうことを
ごく当たり前かのようにする人なのに、
私のことを迎えに来る時だけはちょっぴり違って。
「ねぇジョシュアくん…前から気になってたんだけどさ、」
js「ん〜？どうしたの？」
「ジョシュアくんってさ…いつもHR終わったら私の教室まで迎えに来てくれるけど、絶対教室の中に入らないよね」
js「…なんで僕がAちゃんの教室に入らないか気になる？ㅎ」
「…うん、気になる、かもㅎ」
js「僕ね、こう見えて変な所人見知りなんだよねㅎ」
「…人見知り？」
js「うん…ㅎ 僕、Aちゃんのクラスに知り合い居ないし、なんか中まで入りずらくて。だから…いつも僕が行ったらすぐに気付いてくれる…1番後ろの席の…」
「…イソちゃん？キムイソちゃん」
js「そう、そのキムさんがAちゃんに伝えてくれるから助かってるんだよねㅋㅋ」
「ジョシュアくん、普段はすごくかっこいいけど…可愛い所もあるんだね 新しいジョシュアくん知れて、嬉しいな」
js「…んふふ、Aちゃんの方が可愛いよ」
ほら、今日もその優しい瞳に
私は釘付けになる。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 510人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
紗良(プロフ) - あおさん» コメントありがとうございます（т-т）このくぷすパートは絶対こういう系で書くって決めてました！😹 最高なお話だなんて、、もうそうやって言って頂けるだけでとても嬉しいです😭これからも良ければ読んでくださると嬉しいです🥺💖 (8月19日 18時) (
レス) id: 24b5647c5f (このIDを非表示/違反報告)
あお(プロフ) - くぷす編切なすぎて泣いてます😭毎回最高なお話しありがとうございます🩵🙏🏻 (8月19日 14時) (レス) @page32 id: b42a38ca21 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：紗良 | 作成日時：2023年8月3日 14時
