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・(sg side) ページ34

ー sg side ー


Aは僕の1番の理解者で、

いつどこにいても僕のことを助けてくれる

スーパーマンみたいな、そんな人。




幼稚園の時、背が周りの子よりも少し小さかった僕

クラスの背の大きくて横幅もある男の子に

僕が砂場で作っていたお城をわざと足で踏まれた時、


「ヤー!スングァナのお城なにすんの!」

なんてあの子に威嚇しに行った後

「スングァナ、さっきよりももっと大きなお城作ろ!」

なんてキラキラした目で僕を見て一緒にお城を作ってくれた。



小学生の時、図工の時間に描いた絵が廊下に貼られていて

1番端の1番下にあった僕の絵は、廊下を走る生徒とか

何かが色々ぶつかって、ビリッと破けてしまっていた。

だけど、テープを貼って僕の絵を一生懸命元通りにしてくれた。



中学生の時、クラス内では割と静かめに過ごしていた僕

クラスの一軍みたいな男の子に
無理やり掃除当番を押し付けられそうになった時、


「今日はあんたが掃除当番でしょ?なんでスングァニがやらないといけないの?」

なんて言いながらあの子が僕に押し付けてきたほうきを

僕の手から奪って、それであの子の胸に突き返してくれた。



高校生の時、休み時間に
好きなK-POPアイドルをスマホで見ていたら、

聞こえるようにいわれた ” アイドル好きなんて気持ちわる ”

僕はその言葉に思わずスマホを閉じたけど


「あいつらも多分人に言えない趣味あるから大丈夫だよ、スングァナ」

片方の口角を上げながら、僕の耳元でそう励ましてくれた。



いつだって君は僕を助けてくれるけど

僕は君に何か返せているのだろうか。


僕は、何か君の助けになることは出来ているのだろうか。





「スングァナー」

キッチンから僕を呼ぶ声がする。


sg「んー?」


「来週スングァニのオンマ誕生日でしょ?誕生日プレゼント一緒に買いに行かない?」



君は昔からそう。

僕の大切な人、物を

まるで自分のかのように大切にしてくれるんだ


僕がそのお誘いに乗れば、

” ちょっと支度してくる! ”

なんてバタバタ部屋を出ていったAに思わず笑みがこぼれた





sg「これ、あげる」


「…え?これ、」


sg「さっき、欲しそうに見てたから」


オンマのプレゼントを探しに買い物に出かけた時、

Aが目を輝かせて見ていたネックレス


いつも僕の味方で居てくれてありがとう、のお返し。


내가 어떻게 갚을 수 있을까요(僕がどうやったらお返しできるでしょうか)

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紗良(プロフ) - あおさん» コメントありがとうございます(т-т)このくぷすパートは絶対こういう系で書くって決めてました!😹 最高なお話だなんて、、もうそうやって言って頂けるだけでとても嬉しいです😭これからも良ければ読んでくださると嬉しいです🥺💖 (8月19日 18時) (レス) id: 24b5647c5f (このIDを非表示/違反報告)
あお(プロフ) - くぷす編切なすぎて泣いてます😭毎回最高なお話しありがとうございます🩵🙏🏻 (8月19日 14時) (レス) @page32 id: b42a38ca21 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紗良 | 作成日時:2023年8月3日 14時

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