プレゼント (sg) ページ33
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生まれた時から一緒
とまではいかないけど、
幼稚園に通っている時から仲の良かったスングァン。
所謂 ” 幼なじみ ” という関係が、
” 恋人 ” になったのは割と最近のことで。
高校卒業するまではお互いに ” 恋人 ” ができることなく、
ずっと2人で世で言う一般的な ” 幼なじみ ”
と同じような関係値で日々を過ごしていた。
それが、大学に入って初めての夏
ほとんど同じタイミングでお互いに ” 恋人 ” が出来た。
だけど、それはお互いに長く続かなくて。
「ねースングァナ、私別れた」
sg「え？僕もつい最近別れたんだけど」
「なんかさー、スングァナと一緒に居る方が色々気遣わないし楽なんだよね」
sg「僕もー。やっぱAが隣に居ないと落ち着かない」
「私たち付き合う？」
sg「いいね、そうしよ」
最初の方は ” 恋人 ” の始まり方がこんなんでいいのか
なんて思っていたけど、それは割と長く続いた。
そして、今に至る。
･
「スングァナー！来てー！」
洗面所でお風呂上がりにパックを貼っているであろう
スングァンに声を掛ける。
sg「あ！もう始まる？」
「早く！後30秒くらい！」
私たちが毎週放送を楽しみにしている韓ドラが
もう少しで始まる。
韓ドラだけじゃなくて、
スングァナはK-POPが好きだから
最近の新しいアイドルとかを教えて貰いながら
2人で一緒にテレビを見ることが多い。
私はその時間が好きだったりする。
熱心にアイドルについて語るスングァンの顔は
とても生き生きしてて好き。
「ねー！今のちょっと有り得なくない？」
sg「有り得ないね、今のはもっと男がグイッと行かないとでしょ」
「この女の子もさー、あれじゃない？こんなあざと攻撃喰らう男いる？」
sg「居ないね、少なくとも僕は絶対引っ掛からない」
「嘘だね、スングァナ絶対ほいほい引っ掛かるよ」
sg「ヤー！そんなことないってば！」
「…スングァニオッパ……、私…酔っちゃったみたい、」
sg「その顎に手当てて首こてんてするのヤダ！あざとい！」
「普通に喰らってんじゃん、私のあざと攻撃ㅋㅋ」
sg「…違う、これは、Aだったからだし」
なんて耳まで赤くしてそう呟くスングァニ。
付き合って ” 恋人 ” になっても
今まで通り ” 幼なじみ ” の延長線上だと思っていた。
だけど、お互いにお互いの仕草や言葉にときめいて
ずっと一緒に居たいと思える。
…それだけで、幸せ。
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紗良(プロフ) - あおさん» コメントありがとうございます（т-т）このくぷすパートは絶対こういう系で書くって決めてました！😹 最高なお話だなんて、、もうそうやって言って頂けるだけでとても嬉しいです😭これからも良ければ読んでくださると嬉しいです🥺💖 (8月19日 18時) (
レス) id: 24b5647c5f (このIDを非表示/違反報告)
あお(プロフ) - くぷす編切なすぎて泣いてます😭毎回最高なお話しありがとうございます🩵🙏🏻 (8月19日 14時) (レス) @page32 id: b42a38ca21 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紗良 | 作成日時：2023年8月3日 14時
