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・(mg side) ページ4

ー mg side ー



乱暴に閉めた部屋のカーテン

分からない、アイツが泣いてる理由が。


明らかに俺に対して怒っているはずなのに、
理由を教えてくれないんじゃ俺も直しようがない



最近Aのことが分からないと思うことが増えた

いや、最近じゃないな
中学に上がった辺りから割とそうだったのかも


中学に入ってからのAはどんどん綺麗になっていった。


大してAと話したことも無さそうな
俺よりAのこと絶対知らないだろっていう男たちに
告白されている所を学校で何回か見かけたことがある


…いつか、Aが俺以外の他の男に取られるんじゃないかって不安になったのはその頃だったはずだ


俺も割と女の子から告白される方だったから、
告白してくれた可愛い子と適当に付き合った。


Aに彼氏が出来ても側に入れるように、
その口実を作れるように

俺は幼馴染という関係に固執するようになった



だけど、Aがシウ先輩に告白されたと噂で聞いた時は焦った


何となく聞いたAの好きな男のタイプ

年上、細身、余裕があって優しい、でもリードしてくれる人


シウ先輩はそのAのタイプどんぴしゃだったから。


だけど、Aはシウ先輩とは付き合わなかった


そんなAの選択にほっとする自分がいて、
でも同時に当時付き合ってた彼女にも申し訳なくなった


申し訳無いなんて思うなら
好きでもない子と付き合うなよって話なんだけど。


だけど、そこまでしてでも俺は
Aとの関わりが薄れるのを恐れていた


幼馴染というだけで
無条件に隣に居れるもんだと思ってたから。



今回の喧嘩が長引いて
もうAと話せなくなったらどうしよう



…それじゃ、俺が頑なに幼馴染という関係を守ってきた意味が無くなる。



それに、ベッドに無防備にうつ伏せで寝転ぶA


嫌なくらいに俺の意識はある一点に集中していて



そんな短いスカート履いてたら
階段登る時とか下から絶対パンツ見えてるだろ、とか


いつかその綺麗な肌に唇を這わせる男が居るのかな、とか


そんなことまで考えてしまった俺はどうにかなりそうだった。



だから急いでアイツの部屋を出てきたけど、



mg「…あ、スア?今から俺の部屋来れる?」


俺は電話で彼女のことを呼び出して





mg「…っ、、A、好きだよ、、」

事の最中に目の前に居る女のものでは無い名前を呼ぶんだ





아직도 난 한걸음이 아득해요(今も僕は1歩が中々踏み出せません)

ココロノヨリドコロ (js)→←・



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紗良(プロフ) - あおさん» コメントありがとうございます(т-т)このくぷすパートは絶対こういう系で書くって決めてました!😹 最高なお話だなんて、、もうそうやって言って頂けるだけでとても嬉しいです😭これからも良ければ読んでくださると嬉しいです🥺💖 (8月19日 18時) (レス) id: 24b5647c5f (このIDを非表示/違反報告)
あお(プロフ) - くぷす編切なすぎて泣いてます😭毎回最高なお話しありがとうございます🩵🙏🏻 (8月19日 14時) (レス) @page32 id: b42a38ca21 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紗良 | 作成日時:2023年8月3日 14時

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