サラサラ (sc) ページ30
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もし、過去に戻ってやり直せるなら
私はどこに戻ればいいんだろう
よく、漫画や映画でもタイムリープものの作品が多いけど
大体変えた過去によって変わった未来は悲惨で、
何度も過去に戻ることで、その分の未来は並行して進んでいく
だったら、私は過去に戻らない方がいいのかな。
貴方はきっと私のために何度も過去へと戻るんだろうけど。
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私たちはどこにでもいる夫婦だったと思う。
サラリーマンの夫に、OLの私
それと、3歳の娘
「スンチョリ、明日も残業？」
sc「ううん、明日は何がなんでも帰るよ。だってミアの4歳の誕生日だろ？」
「…ふふ、あの子最近スンチョリが残業で帰るの遅かったから寂しがってたの。誕生日プレゼントはもう買ってある、クローゼットの奥に入れてあるから。明日良いタイミングで私が出すね」
sc「…そうだよな、最近ミアの寝顔しか見れてないもんな。明日は沢山遊んであげないと。それと、プレゼント…ミア喜ぶといいな」
「そうだね、もう…ミアも4歳になるんだね。」
sc「…ほんと、いつも家事も育児も任せっぱなしでごめん」
そう言ってスンチョリは私の頭を優しく撫でる。
「ううん、そんなことないよ。スンチョリだっていつも良くやってくれてるじゃん。」
sc「今さ、俺よく残業して帰ってくるだろ？」
「そうね、ここ最近帰り遅いものね」
sc「次のプロジェクトが認められたら、俺に昇進の話があってさ、」
「ええ、すごいね 昇進だなんて」
sc「昇進してもう少し稼ぎが増えたらさ、引越さない？」
「え？引越し？」
sc「うん、ここもさ俺たちが付き合って同棲してる時からも合わせたらもう何年？…10年くらい住んでるじゃん？このマンション」
「…わぁ、もうそんなになるね」
sc「今はまだミアだけだけどさ…その、もう1人とか2人とか子供が増えても自由に暮らせるように…思い切ってマイホームとかどうかなって」
「…ふふ、いいね キッチンは少し広めにして、いつか大きくなったミアと一緒に並んで料理作りたいな」
sc「また、仕事が落ち着いたら3人でどこか少し遠くに出掛けたりしような」
” じゃあ、俺風呂入ってくるな ”
優しく1つのキスを落とした彼は
ネクタイを緩めながらお風呂場へと向かった。
ベッドの上でスヤスヤと眠るミアの頭を撫でる私
ミアも明日で4歳になるんだね
…いつ言おう
明日、ミアの誕生日会をしている時に言おうかな。
早く、明日にならないかな
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紗良(プロフ) - あおさん» コメントありがとうございます（т-т）このくぷすパートは絶対こういう系で書くって決めてました！😹 最高なお話だなんて、、もうそうやって言って頂けるだけでとても嬉しいです😭これからも良ければ読んでくださると嬉しいです🥺💖 (8月19日 18時) (
レス) id: 24b5647c5f (このIDを非表示/違反報告)
あお(プロフ) - くぷす編切なすぎて泣いてます😭毎回最高なお話しありがとうございます🩵🙏🏻 (8月19日 14時) (レス) @page32 id: b42a38ca21 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紗良 | 作成日時：2023年8月3日 14時
