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mg「なあ、ほんとAのアイス食って悪かったって」
「…だから、アイスのことじゃないんだって、」
mg「じゃあなんでそんな怒るんだよ、俺が何かしたんじゃねーの？」
「…っ」
mg「黙ってないでなんか言えって、」
そう言いながら私の肩を掴むミンギュ
そのせいで私の顔はミンギュの方を向いてしまう。
mg「…泣いてたの？」
「…っは、？気付いてなかったの？」
すると驚いた顔をして黙る彼
mg「…泣くほど嫌なこと俺がしたんじゃねーの？」
少しの沈黙の後、眉毛を下げてそう呟いた。
…したよ、泣くほど嫌なこと。
私はあなたと幼馴染でいること自体がそもそも辛いのに
あなたはまるで気付いてない。
彼氏と彼女って別れればその関係は解消されるものだけど
幼馴染って、じゃあはい今日から幼馴染辞めましょうなんてそんな簡単に関係を切れるものでもないと思う。
だからこそこの関係に長年悩まされてきたというのに。
mg「…アイス、溶けるから今食べないならすぐ冷凍庫入れろよ」
後、お前スカート短すぎ
そう言ってミンギュは私の部屋から出て行った
ミンギュが居なくなった部屋
ミンギュが置いて行ったコンビニのビニール袋の中身には
さっき私が食べていたのと同じプレミアムなアイスと
私の1番好物なチョコレートのお菓子が入っていた。
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開けている窓から隣の家のカーテンを閉める音が聞こえる
私の部屋のカーテンを開けて隣を見れば
基本的に開いているその部屋のカーテンは閉められている
部屋同士窓伝いで移動出来るくらい
ピッタリとくっついている私たちの家
昔は危ないからやめなさいとオンマによく言われていた
でもいつからかもうそんなことはしなくなったな
…あぁ、そうだ
ミンギュに初めて彼女が出来たのを知った時からだ。
あの日だっていつものように
ミンギュの部屋の窓の鍵は開いていて
「ミンギュー！」
なんて無邪気に私はミンギュの部屋に入ったっけ。
”あーもうミンギュくん、この問題はこう解くんだってばㅋ”
”ごめんごめんㅋ、ソヨンそこもう1回教えて”
隣のクラスのソヨンちゃんがミンギュに勉強を教えていた。
”あ、A！Aもソヨンと一緒に3人で勉強する？”
なんて眩しい笑顔で言うミンギュに、
私はちゃんと笑えていたかな。
”…ううん、大丈夫 特に用無かったから私帰るね”
あの日以来ここを行き来することはなくなった
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紗良(プロフ) - あおさん» コメントありがとうございます（т-т）このくぷすパートは絶対こういう系で書くって決めてました！😹 最高なお話だなんて、、もうそうやって言って頂けるだけでとても嬉しいです😭これからも良ければ読んでくださると嬉しいです🥺💖 (8月19日 18時) (
レス) id: 24b5647c5f (このIDを非表示/違反報告)
あお(プロフ) - くぷす編切なすぎて泣いてます😭毎回最高なお話しありがとうございます🩵🙏🏻 (8月19日 14時) (レス) @page32 id: b42a38ca21 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紗良 | 作成日時：2023年8月3日 14時
