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ミンギュは大して意識していないであろう、それ
私は自分でも嫌になるくらいに意識して、ミンギュがかじった後のアイスに口を付けることが出来なかった。
お前はただの幼馴染
それを突きつけられてるみたいで泣きたくなる
あまりにも惨めすぎて。
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wn「Aおかえり」
リビングのテレビでゲームをしているオッパ。
私だって帰りのHR終わって割と早めに帰ってきたはずなのに
さすが、帰宅部ガチ勢、ゲームガチ勢
こっちなんて振り向いてもないくせに私って分かるんだ
…まあ、この時間に帰ってくるのは私くらいだけど
「…ただいま」
wn「…なんかあった？元気なさそうだけど」
さっきまでゲームしてたはずのオッパは
自分の部屋に行こうとする私の前で通せんぼしてくる。
チラッとテレビを見れば、画面には YOU WIN！の文字
「オッパ、今日絶対ミンギュ家に上げないでね」
wn「は、なんで」
「…いいから！とにかく今日のオッパはミンギュのことが嫌いなの！今から嫌いになるの！分かった！？」
wn「いや、意味わからん ミンギュと喧嘩でもしたの」
「…知らない、あんな奴」
wn「…ふーん」
前にいるオッパの身体を少しだけ左に寄せて
開いた隙間を通って私は階段を登る。
いつもよりドンドン足音を立てて階段を登っちゃうのも
いつもより乱暴に部屋の扉を閉めてしまうのも
全部全部…ミンギュのせいなんだから。
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何もかも嫌になってカバンを床に置いた後
ベッドにそのままダイブする。
オンマが朝布団を干してくれたから
ほのかにお日様の匂いがする私のベッド。
うつ伏せで枕に顔を付けて、そしてその枕を濡らす。
「…パボなのはどっちよ…パボミンギュ、」
mg「誰がパボだって？ㅋ」
聞こえるはずのない声がする。
mg「もーそんなにあのアイス食べられたくなかったんならもっとちゃんと言えよ」
「…冷たい！」
首に何か冷たいものを当てられて思わず声が出る。
mg「ほら、さっきのアイス買ってきてやったから」
「…別にそのアイス好きな訳じゃないし」
mg「はぁ〜！？せっかく買ってきてやったのに生意気なやつ」
「…知らない、勝手に買ってきたのはミンギュじゃん」
私は意地でも枕から顔を上げない。
mg「いつまで顔伏せてるんですかー」
ミンギュ寂しいでーす
なんて呑気な声を出すミンギュ
…オッパもパボ
オッパがミンギュを家に入れたせいだ
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紗良(プロフ) - あおさん» コメントありがとうございます（т-т）このくぷすパートは絶対こういう系で書くって決めてました！😹 最高なお話だなんて、、もうそうやって言って頂けるだけでとても嬉しいです😭これからも良ければ読んでくださると嬉しいです🥺💖 (8月19日 18時) (
レス) id: 24b5647c5f (このIDを非表示/違反報告)
あお(プロフ) - くぷす編切なすぎて泣いてます😭毎回最高なお話しありがとうございます🩵🙏🏻 (8月19日 14時) (レス) @page32 id: b42a38ca21 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紗良 | 作成日時：2023年8月3日 14時
