８．ＷＺ ページ8
WZ「何て？」
WN「変な歌作る予定ない？」
WZ「全然意味がわからん」
ウォヌが急に作業部屋に訪ねてきたかと思えば
変な歌を作る気はないか？と。
熱でもあるんか？
WZ「作ったとしてどこで披露するんだよ、アルバムに入れる訳にもいかないし」
WN「俺が個人的に聴いてたいんだ」
WZ「ますます意味がわからん....」
WN「...((でもウジは変なやつじゃないからAの感性とは合わないかな、」
ん？
WZ「A？誰？」
WN「え、いや、なんでもない。とりあえず考えてみて！それじゃ、」
WZ「うん？」
誤魔化すの下手か？
誰なら知ってるんだろう。
....ミンギュか。一緒に住んでるし。
WZ「あーもしもし？」
(MG「ウジヒョン？どうかした？」)
WZ「Aって誰？ウォヌの友達？」
(MG「え！？何でウジヒョンが知ってんの！？」)
WZ「いや知らないから聞いてるんだよ」
(MG「あぁ、ウォヌヒョンの幼馴染だよ」)
WZ「彼女じゃないんだ？」
(MG「それがさぁ...」)
それからミンギュにAという人物の話を聞くと
それはそれはウォヌが可哀想なぐらいこっちに興味がない女の子だとか。
それを振り向かせたいの？ウォヌが？
WZ「はぁ....中学生じゃあるまいし、」
そう言いつつもそこまでウォヌが頑張ろうとしてるなら助けてやりたい気持ちも出てくるわけで、
WZ「変な歌じゃなくてちゃんとした歌作らないとじゃん」
今の作業が終わったら次まで少しだけ時間があるから何か考えてみようか。
12人も仲間がいてよかったなウォヌ。
WZ「あ、歌詞は考えさせよう。そこまで俺がしたら俺の歌になるじゃん。」
ウォヌに歌詞を考えてこいという旨を送信して
いつもより少し気合いを入れて作業に取り掛かる。
うん、この調子ならすぐに次に取り掛かれそうだ。
WZ「お、
....ハートだらけ、キモい。」
ウォヌからの感謝と喜びの返事はハートだらけで気持ち悪かった。
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作者名：うさぎさん | 作成日時：2023年10月14日 1時
