１４．ＳＣ ページ14
DK「そうじゃなくてこうだよ！」
WN「...」
DK「こう、この時に足をあげて、こうして」
WN「こ、こう？」
DK「あ、そう！今の！」
今は撮影の途中で順番に撮るからもちろん手持ち無沙汰なメンバーもいる訳だけど
SC「....何だあの動きは」
JS「SOGOの練習らしいよ」
SC「ウォヌが？」
JS「やっぱり最近のウォヌは変だよね？」
あれ？ジョシュアは幼馴染の事知らないのか？
てっきり皆知ってるもんだと思ってたけど。
WN「はぁ、めっちゃ疲れるなこれ」
DK「ヒョン、これをやる時は本気でやらないと面白くないよ！」
WN「そうだね、」
SC「ウォヌも可哀想に、」
JS「なんで？」
SC「好きな子がいるんだけど、フラれたんだって。でも諦められないから好みになろうと必死なんだよ」
JS「....その人の好みが変わってるって事？それは本当に可哀想だね、」
SC「だろ？もう見てられないよ俺は」
俺もあんまり詳しく聞いた訳じゃないけど、
その幼馴染の女の子は変わり者が好きらしくて
色んな人とデートしてるけど、いまだに好みの人を見つけられないらしい。
そんな話を本人から直接聞かされるウォヌの気持ちを考えたら胸が張り裂けそうだ。
DK「わぁー！ウォヌヒョン完璧だよ！！」
WN「ありがとう」
DK「今度ライブで一緒にやろう！」
WN「それはちょっと、遠慮しとくよ」
DK「何で？こんなに練習したのに？」
JS「そういえば僕の走り方もウォヌは真似してたな」
SC「ウォヌが頑張る原動力がその子なんだろうな、俺が知ってたら相手に話を振ってあげて気を惹かせるのに...」
JS「僕も手伝えることがあったらいいのに、」
SC「あんまり探るのも悪いし、今は見守るしかないな」
JH「とにかくウォヌに休みをあげなきゃ、会う時間も無いよ」
JS「....難しい問題だね」
幼馴染の女の子にミンギュ辺りが接触してくれてたら
どうにか出来そうなんだけどなぁ、
JH「あれ？ドギョマー、ウォヌは？」
DK「携帯持ってどっか行っちゃった、トイレかな？」
....ウォヌは独占欲が強いから誰にも紹介したくないんだろうな、
SC「もっと頼ればいいのに...」
DK「ヒョン、僕これが食べたいんだけど、」
SC「自分で買ってください」
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作者名：うさぎさん | 作成日時：2023年10月14日 1時
