57.JH ページ9
JH「とりあえず荷物は車の中に置いておいて部屋に行こうか」
『うん!オッパの家来るの本当に久しぶり!』
JH「俺は他の女の子に腕を組まれたりしないからね」
『....なんか反応に困るわ、それ笑』
JH「ごめんごめん。笑」
今皆にとって自分がどれだけ厄介な存在なんだろうと考えると震えが止まらない
俺にとって全てのタイミングが悪かったんだ
もしもジョシュアより先にAと出会ってたら、
もしもジョシュアより先にAを好きになっていたら、
もしもジョシュアより先にAを好きだと皆に言えていたら、
物語の結末に隣にいられたのは自分かもしれないのに。
『オッパ?どうかしたの?』
JH「....ん?何でもないよ、ちょっと疲れただけ」
『そっか、無理しないでね?』
JH「ありがとう」
だけど現実は夢物語では無いからいい加減終わらさないといけない。
夢ばかりを見てはいられない、親友を傷付けた自分は罰を受けなくちゃいけない。
神様は許してくれるだろうか、
JH「ねぇ『あのねオッパ』....どうしたの?」
『オッパこそ、先に話してよ』
JH「俺は後でいいよ。笑 Aが先に話して」
『....あのね、一緒にVLIVEをしたいの』
JH「そんなこと?笑 いいよ、やろう。」
『ありがとう!他の皆ともしたいなぁって思ってて、日替わりで出来るかな?』
JH「スケジュールにもよるだろうけど皆Aのためなら時間を作ってくれるよ」
自分が深刻な話をしようとしていた中でのAからの可愛らしいお願いに少し拍子抜けしてしまった
JH「それ、オッパが1番でもいい?」
『もちろん!ハニオッパ以外に誰が1番になるの?笑』
そんな言葉をAが言ってくれるのは今だけだろうな
『え!?オッパどうしたの、?』
JH「....え?なに?」
『なにって、泣いてるから....』
JH「.....あ、」
自分とAの物語の終わりを考えると自然に零れてしまったらしい
JH「ねぇA、抱きしめてもいい?」
『どうしたの急に笑 ハニオッパなら大歓迎だよ!』
JH「ありがとう」
抱きしめると、より一層溢れる涙をAは何も言わずただ受け止めてくれた。
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うさぎさん(プロフ) - りりちゃんさん» ありがとうございます!🥹🫶🏻年末年始忙しかったので中々更新出来なくてすみません😭これから頑張ります!💓 (1月6日 19時) (レス) id: 222f354eb9 (このIDを非表示/違反報告)
りりちゃん(プロフ) - どの作品も大好きです!この作品の更新もお待ちしております!!! (1月3日 23時) (レス) id: 0c4dd5db53 (このIDを非表示/違反報告)
LIE(プロフ) - はじめまして。この作品好きです。次。次。と気になるお話でした。続きは予定してない感じでしょうか?もし、あるのならば、待っています。大好きです。 (2023年1月19日 7時) (レス) @page9 id: 715f5d66f3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:うさぎさん | 作成日時:2022年11月6日 22時