男性声優さんたちと。６

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仕事帰り、滅多にしない料理をしたくなり、
軽い気持ちでスーパーに来ました。

たまにあるよね、出来ないのにしたくなっちゃう事ね
スーパーの冷房に感謝しつつ、(これが目的でもある)
材料を買って帰路につく。両手にはビニール袋。


信号待ちで止まっていると、
後ろでこけてしまったような音で振り返るとお婆さん

思わず駆け寄る、
『だ、大丈夫ですか！？お怪我はありませんでしょうか‥？』

お婆さん「あぁ、大丈夫だよぅ。ありがとうねぇ」

よかった、何も怪我も無かったみたい
落としたであろうお婆さんのカバンなどお渡しし、後ろ姿を見送る


ハッと気づく。

わたしもスーパーで買った材料達、ほっぽって駆け寄ったんやった‥すっかり忘れてた‥と

くるりと振り向くと、わたしの買った材料を手に
待ってくれてるのであろう男性がひとり。

(えっ、まさか盗られる‥？いやでも、この人盗っていくような雰囲気全然ないしな‥)

そろそろと、近づく

？「あの、これ。あなたのお荷物ですよね。
先程のお婆さんに助けに、声かけてたの見てました

おれも行けばよかったんですけど大丈夫そうだったので、あなたのお荷物を守る係になりました、(笑)」

『あっ、そうやったんですね！！
ほんとにすいません、ありがとうございます！

助かりました‥！』


うん。お話してもぜんぜん盗るような人に見えない

心優しいひともいるもんだ、感謝‥


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