転校先に婚約者がいるんだが【 桃 】

本当は大好きです ページ27

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「と、ともかく…学校では私のこと、気にしないでくださいね」


私がそう言うと、婚約者は心底驚いたような顔をした。


「気にするのは良いじゃん」


「気にするって…例えば？」


「教室に様子見に行くとか」


「絶対しないで下さい」


婚約者はなんで！？と言って拗ねたような顔をする。私はその顔に弱い。


本当のことを言うしかないか。婚約者に甘すぎるとも思うが仕方ない。それはお互い様というやつだ。


「いや、…その…恥ずかしいですし…」


「…へ〜？Aは俺のこと大好きなんだね」


「へっ」


さっきまで拗ねていたと思ったら、今度は口許がニヤリとしていた。


「…別に、大好きじゃ……」


「好きだから俺に色々されると恥ずかしくなっちゃうんだよね！うんうん、可愛いなあ」


「ち、ちが…！！」


正直に言おう。図星だ。


婚約者のことは好きだし、好きだからこそ愛を囁かれたりすると、物凄く恥ずかしい。


否定しようとしても、それはどうせ無駄。


この婚約者は私の全てをお見通しだ。


「ほら、大好きって言ってよ」


「はい！？………


…だいすき、です」


婚約者はふふ、と笑って、


「俺もだ〜いすき！」


なんて。


「…ほんと、はずかしい……」


「もっと恥ずかしいことしてあげようか？」


「もっと…？」


婚約者は悪戯っぽく笑って。


「プロポーズ、とか？」


「プ、！？！？！？」









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ああでも、貴方にされるのなら。





私は喜んで受けてしまうだろう。









・









…




あ〜ダメですね、めちゃくちゃ愛の告白させちゃってますよ。


もはやマンネリ化してますね。


だって幸せそうだからついつい…しばらく恋愛モノ書いてなかったからついつい…(言い訳)


というか「後日談」あれと同じ内容本編で書いてましたね。アホですね。


この作品を読み返してくださっていた方がいてビックリです…ありがたや。嬉しすぎて飛びます。


なにか夢主ちゃんと桃さんでやってほしい事あったらどうぞコメント欄に。


リクエストですね。ありましたらお願いします。(まだ高校生活でいちゃいちゃさせたいのでその辺はご了承ください)


あと誤字と脱字を教えていただきたいです…作者が見つけた範囲はやりましたが絶対抜けてるので…。




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