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次の日、ジャック先生に
授業のあと呼び出された。
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「先生、なんですか?」
「おお、A! あのさ・・」
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先生は、気さく、という言葉が
本当にぴったりな人。
わたしが呼び出しに応じて
先生のところまで来ると、
すぐわたしの好きな笑顔になって、
話し始めた。
生徒であるわたしにも、
こんな風に、
まるで友達みたいに接する。
そんな、愛される先生!って
感じの人柄も、わたしの中で
好感度が高いわけかもしれない。
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「今日、来られるかって、
お姉ちゃんに伝えてくれない?」
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先生は忙しなく顎をさすりながら、
少しためらいを含んだような口調で
そう云った。
予想通り、話の内容は
お姉ちゃんのことだったし、
気恥ずかしくって
照れてるのかな・・。
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「分かりました!」
「ありがとう、多分云えば
分かると思うから!」
「はい!」
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先生への好意から来るものか、
あるいは照れているような気がする
先生への親しみから来るものか、
どちらか分からない笑顔を浮かべて、
わたしは先生の頼みを快諾した。
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青い消しゴム - 私もラーメンズ大好きなんで、この話面白いし、好きです!!無理しない程度に更新頑張ってください~!! (2017年6月27日 23時) (レス) id: a6706dc0ed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:物書き白うさぎ | 作成日時:2016年9月27日 3時