姉 ページ5
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「先生、」
「ん? どうしたー?」
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ジャック先生。
少し長く伸ばした髪を、
いつも後ろで束ねている。
わたしの大好きな先生。
優しくて、授業も分かりやすい。
毎日の授業が
楽しみで仕方がない。
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「ただいまー!」
「おかえり」
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家に帰ると、お姉ちゃんが
いつものように、
もう先に帰っていた。
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「今日もジャック先生、
元気だったよ!」
「ジャックくんのことは
別にいいってば・・」
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わざとらしくからかう口調でそう言うと、
曖昧な態度になるお姉ちゃん。
お姉ちゃんは、まだはっきりと
そういう関係なのかどうかは
答えてくれないけれど、
疑惑は相当濃厚なのです。
だって、ジャック先生のお話するとき、
すっごく嬉しそうに見えるし・・。
こないだなんて、
うちにジャック先生が来て
お茶していったときなんて、
こっそり覗いてみたけれど
完全にいい雰囲気だったもの。
お姉ちゃんは前の旦那さんと
離婚しちゃったし、
ジャック先生との再婚なら
大歓迎なのになあ・・。
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青い消しゴム - 私もラーメンズ大好きなんで、この話面白いし、好きです!!無理しない程度に更新頑張ってください~!! (2017年6月27日 23時) (レス) id: a6706dc0ed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:物書き白うさぎ | 作成日時:2016年9月27日 3時