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「・・うわっ!」


.


驚きのあまり、情けなくも

尻餅をついてしまった。


.


小さな、人が座っていた。


声を聴いたわたしが、

ちょうど立ち止まったカフェの

花壇を縁取るレンガに座っていた。


赤いとんがり帽子をかぶり、

赤と白のしましまの服を着て。


せわしなく前後に動かす足には、

先がくるんととんがった赤い靴。


首からは、小さなラッパのようなものを下げている。



.


「今の声、あなたの──?」


.


恐る恐る、そう訊ねると、


.


「違うよ!」


.


と、先刻聴こえてきたあの声で、

目の前の小人がしゃべった。


そんなわけない、

確かに、先刻耳にした声は、

この声だったはず。


.


「嘘、ついてるでしょう?」


「ついてないよ!」


「本当に・・?」


「うん!」


.


わたしが混乱すればするほど、

なんだか楽しそうで、らちがあかない。


・・あっ、そうだ、さっきの──。


.


「ねえ、わたしのこと、

知ってるの・・?」


.

・→←うそつきくん



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設定タグ:ラーメンズ , ポツネン , コント   
作品ジャンル:ファンタジー
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青い消しゴム - 私もラーメンズ大好きなんで、この話面白いし、好きです!!無理しない程度に更新頑張ってください~!! (2017年6月27日 23時) (レス) id: a6706dc0ed (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:物書き白うさぎ | 作成日時:2016年9月27日 3時

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