八話(各職員の方々紹介も ふくまれてますので御目通しお願いいたします) ページ8
理事長が退室された瞬間にまるで今までのことが無かったかのようにザワザワとし始める職員室内
「A先生お待たせしております。まずはA先生の机から紹介していきますね?」
『あ、はい。お願いいたします。』
職員室入り口より入ってすぐの列の一番奥の席
そこが私の仕事場であった
「教材などは僭越ながら机の引き出しのほうに入れさせていただきました。ご確認ください」
『恐れ入ります。』
「では、どうぞお掛け下さい。」
産屋敷さんはそう私の椅子に当たる所を指していたので
はい
と一言言いそこに座ることにした。
ふわぁ ふかぁ
『え・・・』
椅子が上質すぎる!?
フィット感といい腰にあまり負担がかからないような作りだこの椅子
「座り心地はいかがですか?なにかご不快に思われる点がございましたらなんなりと仰ってください」
『産屋敷さん・・・この椅子凄すぎます!!寧ろ私のような新米がこんな上質の椅子を使ってもいいのですか!?』
ぽかぁーんと面食らったような顔をしている産屋敷さん
そんなお顔も美しいです
「ふふ・・・貴女は本当に・・・」
『え?』
「いいえ、なんでもありません。気に入っていただけたようでこちらと致しましても大変嬉しいです。
さて、それではまずこちらの教職員の方のご紹介を簡単にさせていただきますね?」
どこからともなくアルバムのような冊子が出てきた
産屋敷さんマジシャン??
「そうですねぇ・・・まずは、A先生のお隣の先生から紹介させていただきますね?
こちらの煉獄杏寿郎先生です。」
アルバムのある1ページを開いて産屋敷さんが紹介してくれたそこには
『髪型の特徴が凄いです・・・え、いいんですか?こんな、え、いいんですか?』
「理事長は個々の個性を大事にされておりますので。」
『そんなので済むんですか!?』
そういいながらアルバムに映し出されている男性をもう一度見てみる
長髪に毛先に赤色が施されたとてもではないが教職員ではない見た目だ
いや、いけないこれは私の偏見だ
見た目で判断してはいけない
「彼は高等部二学年の担任で担当教科は歴史です。」
これまた意外!?体育では?
あ、でも、体育には冨岡先生がもういるのか
「次は高等部一学年担任の悲鳴嶼行冥先生。彼は失明してしまっているのですが目以外の感性が発達したことによって普通の人と何の変わりもなく生活していますの。担当教科は国語」
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aruba - すずめさん» すずめさん。はじめまして。御閲覧ありがとうございます。私事で長期間連載をストップしておりましたが、本日2020-01-26よりまた再開させていただきます。せっかく応援してくださっていたのに返信もできないままですみません。今後ともよろしくお願い致します (2020年1月26日 8時) (レス) id: cf13dd1490 (このIDを非表示/違反報告)
すずめ - 初めまして!こんばんは!!Arudaさんの作品がおすすめに出てきて読んでみたのですが、すごく面白くて一気に読んでしまいました!!!!とても楽しい作品で、ワクワクしてしまいますッッ!!!!あの!応援しますッ!!!作品頑張ってください!! (2019年12月8日 22時) (レス) id: 5501bf61fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Aruba | 作成日時:2019年10月28日 3時