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四話 ページ4

「マァマァ、その辺にしてやってくれよ」

二人の間に入って来たのはそれまでずっと動かないで傍観者決め込んでいた顔に傷のある男性であった



『そもそも!あなたもあなたです!目の前で人が殴られているんですよ!なぜボサッと立っているんですか!!貴方のお友達なのでは無いのですか!?』

「友達ではネェナ。ただ同僚ではある」

『同僚??』

「アァ。俺は鬼滅学園高等部の数学担当 不死川実弥だ。」

『え・・・高等部・・・数学?え、せ、先生!?』

「そんでアンタが掴んでいるそいつは」

「・・・・・」

「いや、自分でそこは話しやがれ」

「鬼滅学園、高等部・・・体育担当 冨岡義勇」



表情は勿論変わらずにジャージの男性基、冨岡義勇先生は言った

ひゅっと息を飲んだ音とともに先程まであった熱は一気に冷め

代わりに滝のような冷や汗が背中を伝った


『た、たいへん!大変申し訳ございませんでした!!!まさか鬼滅学園の先生方だったとは』

これは、初日早々やらかしたのでは無いか私
いや、まてでも先生だからと言って暴力はダメだ


『ですが、やはり私も曲がりなりにも教師です。暴力行為を見て見ぬふりして見過ごすわけにはいきませんでした。』


「マァ、俺も冨岡の行きすぎた暴力行為を止める様理事長に言われてたからそろそろと思ってた時にアンタが止めてくれたから仕事が減って良かったからねぇ」


「別に・・・・教育指導だ」

え、教育指導で手をあげるだとっ!?

大丈夫なのかこの学園は!??


「おっと、そう言えば今日赴任なんだろ?アンタ。打ち合わせとかあんじゃねーの?」


『え?』

顔傷だらけの男性基、不死川先生に言われ腕時計へ目を向けて見たら

『7:50!?』

初日なのに!?
初出勤なのに!?


「その顔はヤバかった様だナァ早くいきな」

『は、はい!失礼致します!』


勢い良く 頭を下げ校門を通ろうとした時
自分の後ろで頬に手を当てたまま呆然とこちらを見ている金髪の少年と目があった
そう言えばこの子殴られてたんだよね
口元少し血が出てる


『き、君!!私今こんなのしか持ってないからこれ使って!ちゃんと手当てしてあげれなくて本当にごめんなさい。早めに保健室に行って手当てしてもらってね!じゃ、じゃあ!!』

カバンからハンカチを出して呆然としてなにが何やらわかっていない少年に押し付けると
足早にその場を後に

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aruba - すずめさん» すずめさん。はじめまして。御閲覧ありがとうございます。私事で長期間連載をストップしておりましたが、本日2020-01-26よりまた再開させていただきます。せっかく応援してくださっていたのに返信もできないままですみません。今後ともよろしくお願い致します (2020年1月26日 8時) (レス) id: cf13dd1490 (このIDを非表示/違反報告)
すずめ - 初めまして!こんばんは!!Arudaさんの作品がおすすめに出てきて読んでみたのですが、すごく面白くて一気に読んでしまいました!!!!とても楽しい作品で、ワクワクしてしまいますッッ!!!!あの!応援しますッ!!!作品頑張ってください!! (2019年12月8日 22時) (レス) id: 5501bf61fe (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Aruba | 作成日時:2019年10月28日 3時

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