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梓の奮闘2 ページ49

たまたま・・・本当にたまたまなのだが、今日はいつもより早く起きたので早めに出勤した時の事。
「おはようございま〜す」と店に入るといつものように既に安室とAがいた。
ただいつもと違ったのが店の開店準備している安室に対してカウンターに座っているA。

「・・・何してるのAちゃん?」

梓を見て固まっているAの代わりに安室が「朝食を召し上がってもらってるんです」とにこやかに答えた。
ちなみに安室の回答と聞いたAの表情はブスっとしている。
安室の答えに梓はキョトンとする。
そんな梓に苦笑して安室が説明をしてくれた。

以前Aがストーカー被害に遭っていた時の事。
ある日、Aが殆ど朝食を食べていない事を知った安室が「ちょうどよかった」と、いつも作りすぎてしまうご飯をおすそ分けと言ってAに食べてもらう事にしたそうだ。(その時の安室の表情は笑顔だったが怖かったと後日Aは言っていた)
それからというもの。朝の出勤時間が被る時はこうして早めに来ては朝食を食わせ・・・ゲフンゲフン、食べてもらっていると言う。
安室の話を聞いた梓は驚いた。

「いつの間にそんなに仲良くなったの!?」

今までのポアロでの安室とAの仲は喧嘩でもしているのかと言う程話すことはおろか、せっかくのチャンスを説教で無駄にするという事を繰り返してきた安室を見てきた梓にとってこれほど嬉しい事はない。
話を聞き、朝から謎のハイテンションになった梓をAは冷めた視線を送る。
事情を知っている安室は暖かい視線を梓に送った。

そんな穏やか?な朝の時間が終わりポアロが開店するが――

「なんで?どうして?こうなるの!?」

ポアロが開店すると同時にいつものように賑わうポアロなのだが、同じくいつものように安室とAの間には会話がない。
忙しいことは良いことなのだが、どうにもこうにもタイミングよく邪魔が入る。

「朝のあの時間は何だったのよ〜〜!!!」

頭を抱え叫んでいる梓にAはたまたま隣にいた安室に声をかける。

「梓さんどうしたんですかね?」

「フフフ・・・さぁ?どうしたんでしょうね?」

ポアロでの勤務中に珍しく普通に会話ができている2人の貴重な光景を見逃す梓だった。

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うさまろ(o^^o)(プロフ) - 続きがとても気になる作品です。更新頑張ってください! (6月9日 11時) (レス) id: 710cd8956c (このIDを非表示/違反報告)
丸井(プロフ) - フラグ…フラグだ!!逃げて主人公ちゃん! (6月6日 22時) (レス) id: 08724b31ed (このIDを非表示/違反報告)
- 梓ちゃん良かったね!続き楽しみにしてます! (6月6日 14時) (レス) id: 3bc0209618 (このIDを非表示/違反報告)
まい(プロフ) - とっても面白いです★続き楽しみにしてます。お身体に気を付けて更新頑張ってください! (6月1日 4時) (レス) id: a6e5e5f5e4 (このIDを非表示/違反報告)
- 梓ちゃん頑張れ!!ワイ応援しとるで!!続き楽しみにしてます!最高の作品ありがとうございます!!楽しみだわぁ…… (5月31日 20時) (レス) id: b523bf60c6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紫暗 | 作成日時:2019年5月21日 16時

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