日常13 ページ35
まさか自分たちに話を振られると思わなかった蘭と園子は「え゛？」と目を点にする。
ちょうど今は他に客もいないので、暇そうな梓と安室も呼ぶ。
普段なら仕事だからと2人を呼ぶようなことはしないのだが、Aは今少しテンションがおかしい。
たぶん元太に年齢を聞かれたあたりからだろう。
変なスイッチが入ったようだ。
いつもなら呼ばないし、特に安室に関しては呼ぼうとしてもいつもタイミングが悪くて呼べないのに今回は何故か邪魔が入ることなく、テーブルに来れた。
そんな珍しいことが起きたことにより、Aのテンションが上がる。
「梓さんも安室さんも私が何歳か当ててみてください」
まさかのとばっちりに2人も目が点だ。
どこか楽しそうなAを不思議に思う大人組。
中々答えようとしないので「じゃぁ蘭さんから」と声をかけた。
「えっ！？え〜と、28歳くらい・・・かな？」
「歩美ちゃんと一緒ね。じゃぁ次、園子さん」
「ん〜・・・ちょっと待ってね・・・」
そう言って目を細めAを凝視し始めた。
まさかそんな真剣に年齢を当てにかかられるとは思わず、こちらがビックリだ。
あまりにも凝視するので、子供たちに「そんなに見て何か分かるの？」と質問が飛ぶ。
「ガキンチョにはまだわからないわよ。フーム・・・私の観察眼によれば・・・話し方、雰囲気を見れば確かに20代後半とみられがちだが・・・そのきめ細やかかな肌はまだ20代前半と見た！私の推理が正しければAさんは23歳よ！」
――ほーいい線いってるな。
意外と素晴らしい観察力をもっている。見た目も雰囲気も話し方も今どきのJKだが、そこはさすが鈴木財閥と言ったところだろうか。しっかり教養を身に着けている。
園子の意外な間の良さに関心しつつ、せっかくなので全員の答えを聞きたいので「次、梓さんは？」と梓に矛先を向ける。
「えっ？私？えっと・・25歳くらいかな？」
控えめに答えたが、これも考えている年齢より2・3歳は下に言っているだろ。
ここまで行くと安室も似たような年齢だろうと期待せず「安室さんは？」と視線を向けてみた。
手を顎に置きAを凝視する。
意外と真剣に見てくるので、話を振っておいてなんだが、かなり居心地が悪い。
コナン達もまさか安室がそんな真剣に悩むと思わなかったのか、全員の視線が安室に注がれる。
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9Sに殺されたいロリコン - 主ちゃんって…美少女なんですかね？ (2019年9月7日 13時) (
レス) id: 23809db5c5 (このIDを非表示/違反報告)
うさまろ(o^^o)(プロフ) - 続きがとても気になる作品です。更新頑張ってください！ (2019年6月9日 11時) (レス) id: 710cd8956c (このIDを非表示/違反報告)
丸井(プロフ) - フラグ…フラグだ！！逃げて主人公ちゃん！ (2019年6月6日 22時) (レス) id: 08724b31ed (このIDを非表示/違反報告)
皿 - 梓ちゃん良かったね！続き楽しみにしてます！ (2019年6月6日 14時) (レス) id: 3bc0209618 (このIDを非表示/違反報告)
まい(プロフ) - とっても面白いです★続き楽しみにしてます。お身体に気を付けて更新頑張ってください！ (2019年6月1日 4時) (レス) id: a6e5e5f5e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫暗 | 作成日時：2019年5月21日 16時
