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やっとか5 ページ15

江戸川君呼びに違和感を感じたのかコナンから「コナンでいいよ」とお許しをいただいたのでありがたく「よろしくね、コナン君」と晴れてお知り合いになれた。
そこでまだ注文が決まっていないとの事なので、声がかかるまで帰られたお客様のテーブルを片付けだったり、他のお客様の注文を取りに行ったりと忙しなく動いていたが、カウンターのお客様のオーダーを取りに行っている間にコナン達の呼ぶ声が聞こえてしまって、手の離せないAの変わるに梓が注文を取りに行った。
元気のない梓をホールに出させてしまったのを少し悔しく思いながら注文の品を作るためキッチンに引っ込んだ。
するとホールからガッシャーンとお皿が割れる音が聞こえてきて慌てて振り向くと、梓が食器を落としたようで割れたお皿が散らばっていた。
Aは注文のコーヒーをお客様のところに運んですぐ箒と塵取りを持ち梓のもとへ行く。

「梓さん。私がやっておきますので少し休憩してきてください」
 
自分の力量不足により梓をホールに出してしまった事を悔しく思う。
梓がこのような失敗をするなど見たことのないAにとって相当メンタルがやられてるんだなと思う。
Aが割れたお皿を片付けていると物語の強制力だろうか、いつの間にかコナンが今店にいるお客様は刑事だと見破っており、カウンターにいたお客様は高木刑事だった。
完全に話の内容を忘れていたAはカウンターにいた刑事が高木だとすっかり忘れており、そういやそうだったけ?とびっくりしつつも冷静に見ていた。
てか、さっき注文を取りに行ったときはお客様としてしか見ていないから高木刑事だと全然気づかなかった。
観察力のなさにかなりへこむ。
それにしても物語の強制力とはすごいもので、小五郎とコナン高木刑事と梓の4人で事件の内容について真剣に話しているのか周りが見えていないのか普段のお客様が来店しようが退店しようが一切気づかない。
その間一人でお店を回しバタバタしている。
アニメや漫画では簡単簡潔に内容を話し閉店後全員で梓宅に行く話内容だった筈だ。
だが、実際はしっかり詳細を話しているのか中々終わらない。
話し終わるころには店も落ちつきを取り戻し後片付けが残った。
小五郎とコナンは食べ終わり閉店時間に合わせてポアロに来て一緒に梓宅に行く約束をし、一度事務所に帰った。
高木刑事達警察は交代をしながら変わらず梓の見張りをしていたため、店内の雰囲気は最悪だった。

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和佳子(プロフ) - 楽しく読ませてもらっています。読み返して気づいたのですが、世良ちゃんは真澄じゃなくて真純だったような気が⋯⋯ (2023年3月18日 17時) (レス) @page36 id: 30e7fd0f4c (このIDを非表示/違反報告)
さち - 楽しいです。続きが気になりました。よろしくお願いします。 (2019年5月15日 23時) (レス) id: b262052ad2 (このIDを非表示/違反報告)
- はじめまして、早速面白い作品に出会えて良かったと思ってますww滅茶苦茶面白いですww最後の不機嫌な降谷とか笑いましたね!風見さんも何だかんだかわいいし…とことん降谷さんの邪魔をしてほしいですね!その方が個人的に面白いのでww (2019年5月13日 1時) (レス) id: b523bf60c6 (このIDを非表示/違反報告)
パパイヤ(プロフ) - 読ませてもらいました!とっても面白かったです。私もつい最近描き始めたのでお互い頑張っていきましょう!次の投稿も楽しみです! (2019年5月2日 21時) (レス) id: 01af9cd7e8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紫暗 | 作成日時:2019年5月2日 3時

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