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「Aちゃんお疲れ様〜。今日はもうあがっていいよ〜」
かちゃかちゃ…と食器が重なり合う音がするキッチンの方を見ると、
ニコッとほほ笑む店長が見えた。
『はい！じゃあ、お先に失礼します！』
急ぎ足で先輩方に軽くお辞儀をしながら控え室へ向かう。
ロッカーの中に無造作に置かれたスクールバッグから着替えを取り出し
更衣室へ向かった。
制服のスカートからブー…ブー…と、
かすかに携帯のバイブ音が鳴っているのが分かる。
私は更衣室の古臭いドアを閉め、
スカートのポケットから携帯を取り出して画面を開いた。
「…ん？…えっ！？」
誰もいない更衣室に私の声だけが響く。
画面を開くと、炭治郎君からのメッセージが15件以上来ていた。
何事かと思い恐る恐るトーク画面を開いてみる。
［今日は嫌なことして悪かった。嫌だったならもうしない］
［それと何度も電話をしてすまなかった］
［無理して出なくていい］
［返事が遅いが、今日はバイトか？］
［不在着信］
［いつもバイトが何時に終わるのか教えてほしい］
［すまない。何度も送って］
［それと、暇なとき二人で電話をしよう。君の声が好きなんだ］
［本当に何度も送ってすまない。迷惑だよな］
［バイト何時に終わるんだ？］
［長くないか？普通か？］
［不在着信］
［不在着信］
「平気か？心配だ」
「不在着信」
いっぺんに大量のメッセージを目にする。
一件一件よく見ると、
メッセージは全て5分や10分おきに送られていた。文章からして、私は彼を不安にさせてしまったんだと思い一刻も早く何か返さないとと適当な文字を打とうとしたその時__________
『…。わっ…！』
ブー...ブー...
たった今、その彼からの着信がきた。
画面には大きく【竈門炭治郎】と書かれている。
右下の応答のボタンを押すのに少し躊躇うが、
先程の大量のメッセージを思い出し、
出なきゃいけないという使命感を感じて電話に応答した。
_____作者から______
ここまで読んでいただき本当にありがとうございます。
私の性癖をガンガンにぶち込んだこんな作品を
たくさんの方に気に入ってもらえてとても嬉しいです。
いつもコメントで応援してくださっている方々にはとても感謝しています。
このままこの作品は続編へ移行させるつもりですが、
初心者のため手こずっているので少し時間がかかるかもしれません(笑)
今後ともよろしくお願いいたします。
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なみ(プロフ) - 沙良さん» 読んでいただきありがとうございます！ (2020年4月4日 18時) (
レス) id: 1f2780f391 (このIDを非表示/違反報告)
沙良 - この作品大好きです。後編も頑張って下さい！ (2020年3月26日 15時) (レス) id: 00d3994dfc (このIDを非表示/違反報告)
なみ(プロフ) - あいすさん» おお！ありがとうございます！がんばります！ (2020年3月18日 20時) (レス) id: 1f2780f391 (このIDを非表示/違反報告)
なみ(プロフ) - 鳴海さん» 後編頑張りますねっ！ (2020年3月18日 20時) (レス) id: 1f2780f391 (このIDを非表示/違反報告)
あいす - この作品大好きです！続編も頑張ってください！ (2020年3月15日 17時) (レス) id: 3a45dfb233 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なみ | 作成日時：2019年11月22日 23時
