俺たちは

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曲が終わり、2人の息遣いが聞こえる。
俺はというと久しぶりに見たホシウジに心がやられてしまっている。
なんか...異次元。こんなにかっこいいヒョン達と同じグループとして活動できているのが幸せだ。
勿論かっこいいのはホシウジだけじゃない。他の10人のヒョンも、親友のディノも、みんな世界で1番かっこいい。

seventeenは俺の自慢だ。



「俺はヒョン達みたいに出来ないな」



そう、小さく呟くが、ヒョン達の息遣いしか聞こえない練習室にはよく響いてしまった。

あ、やべ

と思った瞬間、目の前に怒った顔をしたクプスヒョンとハニヒョンがうつった。それ以外にもメンバーしかいないこの空間でさっきの言葉が聞こえない人はいなかったようで、ヒョン達が俺の方を見ていた。



「ぁ、ごめんなさい」
SC「謝って欲しいんじゃないよ」
JH「Aは俺たちの誰よりもかっこいいって前も言わなかったっけ？」
JS「ヤー、Aが怖がってるでしょ」



2人に肩を掴まれてる俺をシュアヒョンが引き剥がして後ろから抱きしめた。
頭を撫でながらクプスヒョン達を睨むこのヒョンを、俺はどうしたらいいんだ？

俺の病気をヒョン達は凄く心配してくれる。俺がネガティブになったり気持ちが落ち込んでいると分かった時は俺を一生懸命に励ます。
seventeenの中で俺は自分のことに関するネガティブ発言禁止というルールがある。少しでも嫌な思考を減らすために。
だからそういう発言をした時はヒョン達に怒られてしまう。
やりすぎかもしれないが俺を想ってのことだから別に嫌な気にはならないしむしろ嬉しい。



「ヒョン達がかっこいいって思ってただけだから心配しないでください」
WN「お前も十分かっこいいから安心しなよ」
「ウォヌヒョンに言われると説得力ある」
JH「俺さっき言ったけど？」
「ヒョンは自分の方がかっこいいって思ってそうだからダメです」



酷くない？？って俺に詰め寄るハニヒョンのことをシュアヒョンが叩く。
ああまた喧嘩が始まってしまった。

髪色→←ナルソゴ

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