姫と怪物39 ページ4
ut side
shp「俺は、相手の思考が読めるんです」
ut「…………え、ほんまに？」
shp「ほんまですよ？じゃあそうやな…当てましょうか。この女を殺そうとした理由」
どこで誰に聞かれてるかわからん、ここは穏便に…
ut「…………いや、やめとくわ」
shp「そうですか？…いやあそんなことよりもあの大先生が…」
shp「人間に一目惚れするなんて。面白いこともあるんやな」
utt「…ん？あれ？」
shp「記憶読んで昔馴染みのフリしたけど失敗して、シャオロンさん達の名前ばっかり出すからどうしていいか分からなくなった末に嫉妬から殺して自分のモノにしようだなんて大先生らしくないんじゃないですか？」
ut「あれ？俺やめとくって言ったやんな？」
shp「え？そうでしたっけ？聞いてませんでした」
嘘やろショッピ…！その顔は絶対わざとや！
こんな話シッマに聞かれたら…！
kn「大先生ー！！ショッピ君！！エミさん連れてきたで！Aは…！」
shp「ああ、コネシマさんにエミさん。…と」
ut「げ…」
何かしらの攻撃が飛んでくると思い身構えていたが、出迎えたショッピ君や俺に目もくれずシャオちゃんとロボロはAちゃんの元に駆け寄った。
sha「A…！」
rbr「あっ…ああ…っ！A…！俺の…！こんな傷だらけになって…っ！俺が弱いから…！」
shp「うわ…この人達こんな感じでしたっけ…？」
zm「………」
ut「ショッピ君助けて！ゾムがすごい目で見とる！！」
shp「知りませんよ…それにしても、へえ…ゾムさん…へえ…」
ショッピ君に発言の真意を聞く前に俺たちの間にエーミールが割って入った。
em「話中に悪いんやけどショッピ君！俺は何すればいい！？」
shp「ああ、そうや。人間の傷口を治したりって出来たりしますか？」
em「で…出来る！この間やった！」
shp「え、マジっすか？じゃああとは…血液か…」
em「血液…！？人間の血液なんて用意できるんか！？」
shp「用意できないんで、俺達の血を分けてみたらどうかなって」
em「そ…そんなん危険すぎる！俺達…人間以外の血液を輸血したらどうなるか…！」
shp「でも他に方法ないと思いますよ？この傷にこの出血量、放っておけばもうすぐﾀﾋにます」
誰かさんのせいで、と付け加えたショッピ君は俺に視線を向けた。
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苺みるくラテ(プロフ) - 更新楽しみにしてます！ (12月18日 1時) (
レス) id: 00ab994726 (このIDを非表示/違反報告)
かまぼこ(プロフ) - にゃーちゃんさん» にゃーちゃん様、コメントいただきありがとうございます！あのシーンはずっと決めていたので気に入っていただけて光栄です。亀更新にはなりますが、今後ともよろしくお願いいたします！ (11月30日 12時) (レス) id: 19006b3f5d (このIDを非表示/違反報告)
かまぼこ(プロフ) - あまねさん» あまね様、コメントいただきありがとうございます。好きだなんて嬉しいです！今後とも楽しんでいただけますと幸いです。 (11月30日 12時) (レス) id: 19006b3f5d (このIDを非表示/違反報告)
かまぼこ(プロフ) - 風鈴になりたいさん» 風鈴になりたい様、コメントいただきありがとうございます！前から見ていただいて光栄です！私もあのシーンが好きなので、気に入っていただけて嬉しいです。更新ペースが下がってしまい申し訳ございませんが、気長にお付き合いいただけますと幸いです。 (11月30日 12時) (レス) id: 19006b3f5d (このIDを非表示/違反報告)
かまぼこ(プロフ) - ネクロ雪だるまを食べるさん» コメントいただきありがとうございます！返信が遅くなり申し訳ございません…！個人的にはあそこはお気に入りなので気に入っていただけたら嬉しいです笑 (11月30日 12時) (レス) id: 19006b3f5d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かまぼこ | 作成日時：2023年7月21日 23時
