よくある神様転生で人生を謳歌する！【ヒロアカ】

ACT5.どうしようすごい見覚えあるんだけど( ˙-˙ ) ページ5

　
部屋にあるデジタル時計を確認すると、朝の七時過ぎだった。この位の時間なら学生通ってる…かな？通ってるよね？

「(服とか汚いし痣が目立つな…)
えーと、"目を欺く"」

綺麗な服を着て、髪の毛も整った姿をイメージする。

姿を確認する為に、この簡素極まりない部屋に唯一ある窓に近付く。外を覗くと視界が高い、どうやらこの部屋は二階にある様だ。

「ほっ、良かった…どこも違和感ない」

"個性"のコントロールが出来てないと書かれてあったが…上手く使えたな。窓の外を覗いて、"真っ白の兄ちゃん"とやらが来るのを待つ。

「(真っ白の兄ちゃんか〜、誰かな〜？原作キャラにいたっけな？)」

ワクワクしながら待つこと十分程…漸く姿が見えた。

「(………ブホォッ？！ちょ、なんどぅえ？！！)」

雄英高校の制服に袖を通しているその人物を、私はよく知っている。

でも、僕のヒーローアカデミア(この世界)に存在しているのは絶対にありえない筈だ。

顔中の表情筋を駆使して笑顔を作り(能力使ってるけど)、精一杯嬉しそうに手を振る。向こうも気付いたのか、にこりと笑って手を振り返してくれた。

「(何で白血球さんいるのよ？！)」

白血球さん(仮)はそのまま家の前を通り過ぎて行く。
笑顔が素敵ですどうもありがとうございます。


……いやいやそうじゃなくて…。


と、思っていると、また紙がヒラリと頭の上に落ちてきた。


『見て分かったと思うけど、僕からのオマケで他のキャラとか産まれてくるようにしてみたんだ☆
ビックリした？！ビックリした？！
個人的には好中球先生とか好きでさ〜(以下略)』


もう何かいいや(呆)。

私の事を転生させた神様は、何か色々とアレだった。


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