【ヒロアカ】ウチのヒーローアカデミア！第2章！ (ページ5)

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第35話・押しのけ！蹴落とせ！駆け上がれ！ページ5

『雄英体育祭!!ヒーローの卵たちが我こそはとシノギを削る年に一度の大バトル!!

てめーらアレだろこいつらだろ!!?敵(ヴィラン)の襲撃を受けたにも拘らず鋼の精神で乗り越えた奇跡の新星!!!

ヒーロー科!! 1年!!!

A組だろぉぉ!!?』

一際大きな歓声が会場一帯を包んだ。
当たり見渡せど人人人……アレだな、なんかコロッセオの剣闘士の気分だな。

「選手宣誓!!(ピシャン！)」

主審は18 禁ヒーロー"ミッドナイト"が務めるようだ。
超極薄タイツにワガママボディは目のh…ゲフン、目の毒だ。特に峰田の目がマジヤヴェ。

「18 禁なのに高校にいてもいいものか」

「いい(即答)」

「静かにしなさい!!選手代表!!

男子！1-A 爆豪勝己!!」

ん？男子(・・)代表？

「え～～かっちゃんなの!?」

「あいつ一応入試一位通過だったからな」

「続いて女子！A・ヴァルナ！」

「マジか」

名前を呼ばれたのでかっちゃんと一緒に前へと出る。

台の上に立って振り返り、姿勢を正して前を見た。

「せんせー

俺が一位になる」

「絶対やると思った!!」
BOOOO!!

「調子のんなよA組オラァ！」
「ヘドロヤロー」
「何故品位を貶めるようなことをするんだ!!」

このあとに宣誓するウチの気持ち考えろやバカ野郎!!

ウチは静かに右手を斜め上へと挙げる。
すると、少し静かになったので宣誓の言葉を述べる。

「宣誓ー！我々、雄英高校一年生一同はスポーツマンシップに乗っ取り、正々堂々 "Plus Ultra(プルスウルトラ)"精神で戦うことを誓います」

と、一拍間を置くと、先生たちが若干ほっとした顔をする。

でもね先生、これで終わりじゃないでーすよ。

「そしてー！

隣の爆発さん太郎を踏み台にして一位を取ります!!」

「「「お前もかよ!!!」」」

隣でワンワン吠えてるけどあえてスルー。

いやー、多少和ませなきゃねえ？

つか、これやりたかっただけ。やったら思ったより超楽しかったな。

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