【ヒロアカ】ウチのヒーローアカデミア！第2章！

第46話・寝過ごした時の絶望感ってヤバイよね( ˙-˙ ) ページ26

　
　
　
「……さん、……ヴァルナさん！起きて下さい！(ユッサユッサ)」

「ん……おっはよ、ヤオモモ(ふぁ〜)」

何か…懐かしい夢をみてた気がする。もう忘れたけど。

「ん"ーーー…トーナメントどこまで進んだの？」

「もう緑谷と轟の試合始まるよ」

「Σ？！ ウッソ?!!マジで?!!」

「お茶子ちゃんと爆豪ちゃんの試合が始まる時も起こしたけど、起きなかったもの(ケロッ)」

「マジかよ梅雨ちゃんΣ(ﾟдﾟlll)ｶﾞｰﾝ」

見たかった…！生で見たかった…！お茶子ちゃんの勇姿を目に焼き付けたかった！

「ま、まあ一応 後でVTRで観れるっぽいしそこまで落ち込まなくていんじゃない？」

「朗報ありがとジロちゃん！谢谢(シェイシェイ)！」

『今回の体育祭 両者トップクラスの成績!!正しく両雄並び立ち今!! 緑谷対(バーサス)轟!!』



─────お前のせいだ……！



その時、頭の奥から、幼子から吐かれた呪いの言葉が耳元で聞こえた。

「(ちゃんと救けてね)」

ウチには出来ないことだから。

『START!!』

マイク先生の開始合図とほぼ同時に、轟の氷結がいっちゃんに襲いかかる。が、その氷結をいっちゃんは"ワン・フォー・オール"を発動させて粉々に吹っ飛ばす。

……吹っ飛ばした代償は大きい。

いっちゃんの中指が赤紫色に変色して潰れていた。

制御範囲の5%を捨てての100％。その痛みは尋常ではない。

すかさず轟は氷結を繰り出すもいっちゃんの打ち消しに阻まれる。

「(頑張れ二人とも…！)」

心の中でそっと二人にエールを送った。



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