【ヒロアカ】ウチのヒーローアカデミア！第2章！ (ページ1)

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第31話・迫り来る体育祭ページ1

翌日は臨時休校となり、一日ゆっくりと体を休めることが出来た。

そして……。

「皆ーーー!!朝のHRが始まる席につけーー!!」

「ついてるよついてねーのおめーだけだ」

「委員長のジレンマ…!!」

朝から忙しいな飯田(笑)。

朝はまさかのかっちゃんが家まで迎え来てたのでびっくり(笑)。

「お早う(ス…)」

「「「相澤先生復帰早えええ!!!!」」」
プロすぎる!!

「(シュタァンッ！)先生無事だったのですね!!」

「無事言うんかなあアレ……」

「(…原作よりはいくらかましか)なんかすみません」

「いや、お前のおかげで大事に至らなくて済んだ…ありがとな、ヴァルナ」

「！ありがとうございます」

ん？そういや、脳無に襲われそうになった時に相澤先生名前で呼んだような……？

あれ？ウチって会った事あったか？？

赤ん坊の時っつっても、ハッキリ記憶があるのは1歳位からだから……うーん…そん時にでも会ったのかな？

「ま、俺の安否にどうでも良い。何より、まだ戦いは終わってねぇ」

皆がまさか敵(ヴィラン)がまた…?!と、思って相澤先生の言葉を待つ。

「雄英体育祭が迫ってる！」

「「「クソ学校っぽいの来たあああ!!(ホッ)」」」

体育祭かー。最後にやった体育祭っていつだったかな……あ、獄卒大運動会やったな…(汗)。
あれをはたして運動会と言っていいものなのかは知らんが。

「待って待って！敵に侵入されたばっかなのに大丈夫なんですか!?」

「逆に開催することで雄英の危機管理体制が盤石だと示す…って考えらしい警備は例年の五倍に強化するそうだ。

何より、雄英(ウチ)の体育祭は最大のチャンス(・・・・・・・・・)

敵ごときで中止していい催しじゃねえ」

「いやそこは中止しよう？」体育の祭りだよ…

そんな簡単なモンじゃあないでしょ。

僕のヒーローアカデミア(この世界)にはオリンピックが存在しない。超常が起きて以降、経済にも大いに影響を及ぼしたが、特にダメージを受けたのがスポーツだ。

今まで常識であったルールが"個性"という力の概念で覆され、人気は下位に落ち、今となってはスポーツ選手を目指す子供はほとんどいない。

「(んで、日本ではそのオリンピックの代わりに人々が熱狂出来る場に選んだのが"雄英体育祭"。少年少女が己の夢のために汗臭く、泥臭く戦う勇ましい姿が瞬く間に心を掴んだ…って感じか)」

"個性"不明のアバンテージを捨てての開催…当然敵だって見るわけだけど。

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