カゲロウデイズ×鬼滅の刃・二【伊黒小芭内×甘露寺蜜璃】 ページ18
───ハッとして時計の針が鳴り響くベッドの上で目が覚めた。
冷や汗がじとりと服に滲み、心の臓が早鐘を打ち呼吸が乱れる。
ベッド脇に置いてあるデジタル時計を見てみると、時刻は午前12時過ぎだった。
ふと、窓の外を眺めて空を見上げる。
やけに煩い蝉の声が脳裏にこびり付いた。
鏑丸が体調を崩したので動物病院へと連れて行ったその帰り、何の気のなしに公園へと立ち寄った。
丁度木の影となっているブランコに腰を掛け、目を細めて空を眺めた。憎らしいくらいよく晴れている夏空だ。
そこに君がやって来て、桃色の頭髪に良く似合う花の様な笑顔を咲かせる。
「(…?何だ、この既視感は……)」
すると、黒猫は君の膝から飛び降りると公園の出入口へと走り去って行く。
その時、"夢"で見た出来事を思い出した。
追い掛け様とした君の手を掴み、「もう、今日は帰ろうか」と声をかけ、黒猫を追わずに歩道を足早に進む。
歩いていると、周囲の人々が上を見上げ口を開けていた。
隣に立っていた君が前へと飛び出ると、落下してきた鉄柱が君の体を貫いて突き刺さる。
「!!、ッ何でっ、何で…!夢じゃあ…」
劈く悲鳴と風鈴の音が木々の隙間で空廻りし、またあの陽炎が道の向こうに立ってた。ニタリと嗤うと「夢じゃないぞ」と口を動かす。
直後、また世界が眩むその一瞬。
君の横顔が笑っている様な気がした。
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レキ(プロフ) - 星猫さん» はい!更新頑張ります^^ (2020年6月21日 5時) (レス) id: 8869ffb1dd (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - こちらこそすみません;;頑張って下さいね。 (2020年6月19日 23時) (レス) id: e8084d140d (このIDを非表示/違反報告)
レキ(プロフ) - 星猫さん» すみません、合作はやらない事にしているんです。申し訳ありませんm(_ _)m (2020年6月19日 21時) (レス) id: 9a970a49f7 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 私が教えますね。私が更新して、貴方が更新しますよ。よろしいですか? (2020年6月19日 8時) (レス) id: e8084d140d (このIDを非表示/違反報告)
レキ(プロフ) - 餅桜さん» コメントありがとうございます!話がこれ以上思いつかなくて短いですが(汗)、ネタが降ってきたらちょいちょい更新していきます! (2020年6月18日 22時) (レス) id: 9ee455f7a3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:レキ | 作成日時:2019年10月25日 12時