とある少女の呪術奇譚【呪術廻戦】

第四十五話−京都姉妹校交流会・其ノ弐− ページ45

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『開始1分前でーす ではここで歌姫先生にありがたーい激励の言葉を頂きます』

『はぁ！？え…えーっと
あー…ある程度の怪我は仕方ないですが…そのぉ…時々は助け合い的なアレが…『時間でーす』Σちょっ 五条！！アンタねぇ『それでは姉妹交流会

スタートォ！！！』先輩を敬え(怒)！！』ピー ガガ

「五条先生…(汗)」

あの人も苦労してんな…。

それはさておき、私たちは中心部を目指して森の中を駆けて行く。鬱蒼とした木々が昼間でも不気味さを掻き立てる。

「どごいグのぉ〜？」

突如目の前に現れた呪霊。見たところ3級(ザコ)。

パンダ先輩と真希先輩がさっさと祓おうとした刹那、恐ろしく速いスピードで何かが急接近をしてきた。


バゴォンッ！！


「いよぉーし！！全員いるな！！まとめて かかってこい！！」

え？！素で木とか吹っ飛ばしたの？！

ダンプカーかよ？！

こっちの驚きをよそに、ゆーじは無言で膝蹴りをダンプカー(違う)に浴びせた。それを合図に私たちは森の中へ散っていく。

とは言っても、途中まではパンダ先輩と野薔薇ちゃんと一緒に動いてその後は狗巻先輩と一緒に呪霊狩りをするんだが。

「分かっちゃいたけど化物ね」

「そっ だから無視無視」

「ツナ」

「どちらかっつーとダンプカーじゃないスか…」

そう言ったらツボったのか三人一斉に吹き出した。



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