【ヒロアカ】ウチのヒーローアカデミア！

第28話・やったれヒーロー ページ47

「出入口を押さえられた……こりゃあ…ピンチだなあ…」

「このウッカリヤローめ！やっぱ思った通りだ！

モヤ状のワープゲートになれる箇所は限られてる(・・・・・)！そのモヤゲートで実体部分を覆ってたんだろ!?そうだろ!?

全身モヤの物理無効人生なら｢危ない｣っつー発想は出ねぇもんなあ!!!」

…改めて思ったけど、かっちゃん頭めっちゃ良いよな。

相手のちょっとした発言とか行動、ソレを見逃さずに考えて予測して行動する、そこらの学生じゃあまだ出来ないのに…イヤほんとにすごいな。

「っと動くな!!(BOOM!!)

｢怪しい動きをした｣と俺が判断したらすぐ爆破する!!」

「欠点はビックリするくらいの口の悪さと凶悪顔なんだよなあ」

「ヒーローらしからぬ言動…」

「うっせぇ!!(怒)」


バキッ、バガッ


何かが砕ける様な音が聞こえ、音の発生源に目を向けた。

「うわキモ」

身体が砕けてるのに動く脳無。

生で見るとキモイ。
↑さっき頭吹っ飛ばして滅多刺しにした人

「皆下がれ!!なんだ!?ショック吸収の"個性"じゃないのか!?」

「別にそれだけとは言ってないだろう これは超再生だな」

オールマイトの100％に耐えられるよう改造された、超高性能サンドバッグ人間、との説明をご丁寧にすると、かっちゃんを殴り飛ばした……ように見えた。

「かっちゃん!!! Σかっちゃん!!?
避っ避けたの!?すごい…！」

「違ぇよ黙れカス
(何も…見えなかった…！)」

「コラかっちゃん(汗)人が心配してるっつーのにそりゃないでしょ」

「される覚えなんかねえ…つーか、お前はいつまでそのカッコでいんだよ」

カネキを憑依してるただ今のウチの恰好は、あの眼帯マスクとボロボロの半袖ハーパンだ。
わかりやすく言うなら、拷問受けて覚醒したカネキ。おかげで髪の毛真っ白ですよ。

「あーー…、これ攻撃の幅広いしすぐ治るから便利なんだよね」

「…そーかよ」

と、軽く会話してたらいつの間にか死柄木の演説が終わってた。

悪ィ、聞いてますん( ˙-˙ )←

「3対6だ」
「モヤの弱点はかっちゃんが暴いた…!!」
「とんでもねえ奴らだが 俺らでオールマイトのサポートすりゃ…撃退出来る!!」

「ダメだ!!!逃げなさい」

「オールマイトの言う通りだよ。いくらヒーロー志望だとしても、ウチらは少し訓練受けただけの卵…人質にだってされかねない」

今にも飛び出しそうないっちゃんを押さえる。

死柄木の崩壊はまじ危ない(汗)。


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